あなたの最後の1軒になります。デリケートな赤ちゃんや小さなお子さんを抱えるママ達にも絶大な支持!信頼でつながる本格治療院:ホリス治療院
あなたの最後の1軒になります
ホリス治療院
〒320-0072 栃木県宇都宮市若草3-16-17-105
受付時間:(休診日:月曜日)
午前9:00〜11:30/午後3:00〜7:00
※土は午後5:00まで。日・祝は午前のみ
駐車場完備・土日祝開業
028-623-6688
栃木県宇都宮市 鍼灸、カイロプラクティック、フィジカルセラピーの本格治療院
ホリス治療院発 “「知っている」から「やっている」へ~”を応援する智恵・・・
2008.12.30
No.40 今回のテーマ
▼△ 今年もありがとうございました △▼
こんにちは(^^)栃木県宇都宮市のホリス治療院です。
今年もありがとうございました。
今年もたくさんのご縁を頂き、本当に感謝です。
ホリス治療院の2008年を振り返ってみます。
ホリス治療院にはたくさんのお子様にいらしていただいております。
その中で、小学生高学年から中学生が例年よりも多い年でした。
メインの症状としましては、やはりアレルギー性疾患が多いのですが、
乳幼児の時には、アレルギー症状がなく、
いきなり
小学6年生で・・・
中学生になったら・・・
という患者さんが多かったように思います。
アレルギー性疾患は、日本人の国民病等と言われますが、この発症する時期が人生の大切な時期(いつでも大切なんですが)、
受験・・・
大学生になり親元を離れたり・・・
社会人1年生だったり・・・
とゆっくり身体と向き合える時間がとりにくい時期に発症している患者さんが多く、普段からの身体との付き合い方や生活の仕方の大切さを痛感しました。
また大人では「うつ傾向」の方も多くなりました。
この「うつ傾向」もお身体を拝見しておりますと、
「バーンアウト(燃え尽き)症候群」的な方が多かったように思います。
特に少子高齢化の歪みで、夫婦それぞれの親御さんの介護が重なり、過労に陥るなどの状況と、行き先の見えない時代が拍車をかけているのかもしれませんネ・・・。
どうしても私たちは気合いと根性で仕事や家庭を切り盛りしてしまいがちです。身体の疲労が蓄積されてもなお一層がんばった末に、パソコンがシャットダウンするように、頭の機能がシャットダウンしてしまったような感じです。
こうなる前の身体のお手入れの重要性を日々の臨床で実感しております。
鍼灸治療で得意な痛み、急性の痛みであるぎっくり腰や寝違え、慢性の腰痛や肩こり等など様々な痛みで来院される方ももちろん多くいらっしゃいます。
この痛みや不快な症状は身体からのメッセージですので、この段階でしっかり身体や生活習慣を見直すことが大切ですよね。
しかし、この痛みや不快な症状がない人、自分は健康で元気いっぱいと思いっている人がいきなり、
バーンアウト・・・
燃え尽きちゃう・・・
子供のころから「がんばれ!がんばれ!」で、きてしまったからかもしれません。
「がんばれ」だけではどうにもいかないかもしれません。
少なくとも健康面では・・・。
今年の100年に一度の危機から来年も様々なストレスの多い時期になりそうです。
100年の価値観がひっくり返る、変動の年になるかもしれません。
健康関連だけ考えてみても鳥インフルエンザは、映画の世界ではないかもしれません。
■健康は幸せな人生の土台になるものだと思います。
しかし、この健康に関して私たちは教わってこなかった、二の次になっていのかもしれません。
来年は、もっと皆様の健康土台をしっかりできるようなお手伝いをしていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
それでは、皆様良いお年をお迎えくださいマセ(^^)
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★ホリス治療院は、入江FT(フィンガーテスト)による 鍼灸治療 を中心に
カイロプラクティック、モーションコントロール(当院独自のフィジカルセラピー)を
併用したホリスティック医療で皆様の健康を推進する栃木県宇都宮市にある治療院です。
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ホリス治療院発 “「知っている」から「やっている」へ~”を応援する智恵・・・
2008.11.4
No.39 今回のテーマ
▼△ 内科的疾患、難病に鍼灸治療?!・・・鍼灸治療の現場から △▼
こんにちは栃木県宇都宮市のホリス治療院です。
ちょっとご無沙汰しているうちにだいぶ朝、晩は冷え込むようになってきましたね。
しつこい咳が続く風邪が流行っているようですが、皆様は、ご家族はいかがでしょうか?
さて、始まりデース。
■鍼灸治療ってどんな病気に効果があるの?
前回「氣功」について、よく質問を受けるという話を書きましたが、今回もよくある質問から。
「お友達がこんな病気なんだけど・・・ホリスさんを薦めてもいい?」
というご質問を頂きます。
肩こりや腰痛などの整形外科的な病気や各種の痛み、アレルギー性疾患には、安心してご紹介して頂いているようです。
※患者さんからご紹介頂けることは私たちの悦びです。ありがとうございます。
また来院された際、同じ時間帯で一緒になったお子様をみて、
「子どもが鍼治療?! どんな病気?」
というご質問もよく頂きます。
内科的な疾患だったり、難治性の病気だったりすると鍼灸治療ってどうなの? ・・・
ということのようです。
「なぜ、鍼灸治療を薦めようと思ったの?」
と質問すると、ホリス治療院に通っている他の患者さんの話を聞いていて・・・
だそうです。
ホリス治療院には様々な疾患や病気でお悩みの患者さんが来院されますので、
「こんな病気の人も・・・!?」
と驚かれることがよくあります。
では、もう一度、鍼灸治療ってどんな病気に効果があるの?
お答えは、ホリス治療院のHP「鍼灸治療の具体例」を参照して頂くとして、
今回はホリス治療院の鍼灸治療の流れを書いていきましょう。
ホリス治療院では、鍼灸治療として、本冶法と標治法という観点から患者さんの様々な愁訴にアプローチしています。
★本治法
本治法とは、その名の通り、病気の本や乱れを整理する!!治す!!
ということです。
患者さんの身体の経絡(※ここでは、生命エネルギールールとします)を整えていきます。
その時、その患者さんの病証によって違いますが、おおむね手足の要穴(重要なツボ)を2~4か所使用しています。
時々テレビ等々で、はり床のように多数の鍼を刺してしるのを見かけますが、非常に悲しくなります。長くて、太—いハリ・・・怖い。
(ホリス治療院では、微少なハリを皮膚の上に置く程度です。)
この本冶法を行うに当たって、私たち鍼灸医学では、「証」を診断します。
この「証」をたてる基本的な理論が「陰陽五行説」や「臓腑経絡説」などの独自の観念です。
西洋医学的な診断や患者さんの訴える愁訴は、「証」をたてる重要な要素ですが、あくまでも1つのファクターになります。
鍼灸医学診断では、四診(望・聞・問・切)という方法を使用します。
ホリス治療院では、この四診に加えて入江式FT(フィンガーテスト)を使用し、患者さんの「身体の声」を尊重した診断方法を取り入れています。
患者さん自身の思い込みやご自身では聞き取れない
“「身体の声」を、ホリス治療院では「身体の拒否権」を認め、汲み取る!!!”
と言っています。
西洋医学的には、捻挫や外傷性の疾患の場合、その部位のみをミクロ的に治療対象にしますが、鍼灸医学ではまずはこのベースの治療である本治法を行うことになります。
それは、
身体の治癒システムをより効率よく素早く発揮するための治療
とお考えください。
本来の鍼灸治療は、この本治法をしっかり行い、身体をベストな状態に持っていくことで、内科的疾患に対応しています。
また、この本治法の捉え方がしっかりしていれば、外傷性の障害(むちうち症等々)やスポーツ障害においても患部だけでなく、全体調整の必要性が分かると思います。
★標治法
身体は良くなろうと思っています。
言い換えると良くなるシステムがあります。
しかし、痛みなどの不快症状をはじめ、内科的な疾患にまで病気が進行していても、難病でも身体は治ろうとしています。
本治法がそのシステムの全体を整理整頓するのに対して、標治法は、システムエラーを起こしている部分を整理する方法です。
痛みや不快症状の愁訴部などの滞った流れをよくします。
方法として、鍼や灸を施したり、鍼(はんしん)という古代の知恵の応用や色彩治療をしたりします。
★鍼灸治療の本領発揮=本治法×標治法
以上のように鍼灸治療の本領を発揮するためには、本治法と標治法の両方が大切になってくると思います。
最後に、同じ痛みを取るにしても、その場その時に、絆創膏のように貼り付ける、即席の痛みだけを除去をする方法と、自分自身の生きる力(自然治癒力)を発揮させるような方法では、大きな違いを生み出すと考えています。
生きる力は、その人自身のより良く生きようとする思い、実践する行動力が一緒になった時により強く作動するかもしれませんネ・・・。
■栃木県宇都宮市 鍼灸カイロプラクティック院長の編集後記
今回も最後までお読み頂きありがとうございます
最近では、地球規模で、宇宙規模で、様々な意味も含めて大激変が起こっているようです・・・。
この宇宙、地球の波に振り落とされないように、身体を整理整頓することが大切!!だと痛感することが多い今日この頃です。
そんな中で、鍼やお灸という手段を伝承して下さった古人に感謝するとともに、尊いお仕事をさせて頂いているなぁ・・・と感謝で日々の臨床を精進しております。
皆様もどうぞご自愛ください。
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2008.9.24
No.38 今回のテーマ
▼△ 鍼灸治療って気功法???・・・鍼灸治療の現場から △▼
こんにちは(^^)栃木県宇都宮市のホリス治療院です。
最近、よくある質問の一つに「氣功」があります。
●氣功・・・皆様はどのようなイメージをお持ちでしょうか?
ホリス治療院では、患者さんに分かりやすい説明をするように 日々研究・精進しているつもりです。
(その一つに初診時にお見せしている背骨の歪みや筋力テストがあります。)
鍼灸医学的な診断の説明をするのにも古い言葉や誤解の多い言語はなるべく避け、現代語(西洋医学的な言葉)を使用しようと試みていますが、
どうしても鍼灸医学独特の価値観や言語を西洋医学的な言葉や簡単な日常語に置き換えると違ったニュアンスや間違った伝わり方をしてしまうことがあり、工夫のしどころなのです。
私がこの世界に入ってから約20年、「氣」という言葉は、なるべく避けてきた言葉です。
それは、皆さんのイメージやマスメディア等々での取り上げられ方が、危なっかしいからです。
しかし、私たち鍼灸医学では、この「氣」が根本的な原理になりますので、実はいつも扱っているものです。
さてさて、もう一度、お聞きします。。。
「氣ということとどんなイメージをお持ちでしょうか?」
患者さんからお聞きした多くの声は、
「ハァー、っと手からある種のエネルギーを送る・・・」
というものでした。
「やはり・・・」
と思いましたが、この手から出す氣のことを 外氣功 と言います。
その他に 内氣功 というのがあります。
私たちの身体の内外をめぐっている氣のことを「内氣」と言います。
特殊な人だけ・・・
というのではなく、私たち生命あるものは皆、この「氣」がめぐっています。
鍼灸医学(東洋医学)では、古来より、この「氣」の変動、変調を診ることにより、診断し、治療を行ってきました。
先人たちの数千年の研究、臨床体験の集積等々により、 氣・血・水 を取り扱うようになってきます。
これらは、物質的なものだけでなく、見えない働きも包括しています。
つまり、生命の営みと言えるかもしれません。
そのような生命の営みをより、システマチックにしてきているのが、鍼灸医学の真髄だと思います。
大まかなエネルギー的な出し入れだけでなく、身体の中のあらゆる働きの巡航、めぐりを解明しているのが、経絡となります。
細かく言えば、経絡、経別、経筋、奇経など、より精密な身体のめぐり、流れがあります。(ここでは、総称して経絡と表現します)
この経絡の変動、変調が、私たちが自覚する痛みや不快症状、または明らかな器質的変化を伴う病気の前に起こります。
そして、病気の進行に伴って経絡の変調も変化していきます。
その反対に治癒へ向かう時も経絡は変調していきます。
ホリス治療院では、 「ハァ~」と手から出るエネルギーで手当てをすることを非難しているわけではありませんが、
この「感じる世界」の“氣” を、
より具体的に、かる効率的(時間や労働エネルギー、コスト面etc)に扱うことで、
クライアントの皆様に
“伝統ある新しい世界”
を感じて頂けるものと思っています。
また、“氣”を「経絡を通りして見ていく時」に、
異常を起こした身体の快方プロセスには、再現性や統一性があることがあり、
より科学的にクライアントの方々の身体の情報を受け取り、共有することができると信じているのです。
この経絡の変調をいち早くキャッチし、調整することによって、鍼灸医学(東洋医学)でいうところの「未病治」が可能になってくると考えています。
●まとめ
健康な身体では、生命の営みである身体の様々な働き、氣・血・水などのめぐりが滞りなくめぐっている状態!!
つまり、経絡の整っている状態と言えそうです。
■栃木県宇都宮市 鍼灸カイロプラクティック院長の編集後記
ちょっとご無沙汰しておりましたホリス治療院のメルマガいかがだったでしょうか?
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
ご無沙汰している間に夏が終わり、秋になってしまいました。
今年の夏は梅雨明けしたのかなぁ・・・
と思っていたら、猛暑(@@)猛暑だと思っていたら、豪雨、豪雨・・・。
この季節の移り変わりで、寝違えやぎっくり腰、また急な四十肩、五十肩のような激痛等など急性の痛みや神経痛のようないやな痛み・・・など、
体調を崩している患者さんが多くいらっしゃいます。
どうぞ、ご自愛ください。
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2008.7.13
No.37 今回のテーマ
▼△ 病気の治療方法を考える その2・・・鍼灸治療の現場から △▼
こんにちは。
栃木県宇都宮市のホリス治療院です。
日中は夏を感じる日差しになってきている宇都宮市です。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
さっそく前回からの続きの始まりデース。
医療関係者と病気予防に関して話しているとズレを感じてしまう・・・
理由は?
目の前の病気と闘うことのみに集中している・・・
使える手段が限られている・・・
また 他の方法やあり方の選択肢を知らない患者側の問題・・・
そして、
病気の原因を“敵”とみなす・・・
がん細胞なども身体の内側の“敵”とみなして闘う!!
ことが立派だという価値観がベースにある・・・
からでしょうか???
あと数時間の命だと分かっていても、ダメだと分かっていても病気と闘う・・・
というように、現代医学は病気と闘う傾向が強いように思います。
闘った後に、“病気”から何かメッセージを感じ、学びがあったでしょうか!?
▽ ▽ ▽ ▽ ▽
私たち鍼灸医学(東洋医学)では、予防医学が自然と治療体系の中に組み込まれています。
病気の治療方法を選択するときに、病気に対する考え方を鍼灸医学的に整理してみたいと思います。
まずは、病因(病気の原因)について 鍼灸医学(東洋医学)では、
・外因・・・風、寒、暑、湿、燥、火などの自然環境など
・不内外因・・・暴飲暴食などの生活の不摂生など
・内因・・・喜・怒・哀・楽・憂・驚・思の七情など
に分けることは再三書いています。
そして、それら身体にとっての異常は、経絡や筋肉のひきつれ等々の変動によって、
体表に表現され、それを察知できる人間によって、変動を修正するという“術”“システム”が存在しています。
西洋医学は、人間機械論、死体解剖が基本になっていますので、
“病気と闘う”
という敵対関係を持ちやすい傾向があるように感じます。
病気を引き起こす外因を鍼灸医学(東洋医学)では総称して病邪や邪気と呼びますが、
病邪や邪気を徹底的に排除する!!
という傾向が、西洋医学の考え方に強く表れています。
その結果、目に見える外敵として、ウイルスやにくきガン細胞、遺伝子の異常を見つけていくことも得意ですよね。
そして、 それらに勝つ!!全滅させる!!と叫びます。
鍼灸医学(東洋医学)ではその病邪や邪気は、身体に悪さをしなければ単なる自然環境因子で悪くも良くもありません。
身体内部に侵入して良くない影響を与えると病邪や邪気と呼ばれます。
ホリス治療院のFT鍼灸治療では、この病邪や邪気を調整するときに、
異常経絡や筋肉のひきつれ等々にある種の信号を送ります。
その結果、身体内部のバランスが整い、
“自分の力でバランスを取り戻す”
ことを手伝います。
言い換えますと、身体内部のバランスが整っている状態であれば、体表を覆う氣も充実し、病邪や邪気の侵入を防げると考えるのです。
この身体内部のバランスを整えることが、鍼灸治療を施す大きな目標の一つになります。
身体内部のバランスが整いますと病邪や邪気を大人しくさせることもできます。
■もしも私たちが病気になってしまったら、病邪や邪気を全滅させることだけを考えずに、私たちの身体内部のバランスを整える!!という視点も持ちたいものです。
■外的要因だけでなく内的要因にも注目しましょう!!
▽ ▽ ▽ ▽ ▽
また、重要な視点も鍼灸医学(東洋医学)では教えてくれます。
≪目に見える(器質的な)変化が起こる前に、
必ず目に見えない(機能的な)変化が起こる!≫
と考えます。
■邪気に傷(ヤブ)られぬうちに救う!(素問 八正神明論篇)
という言葉がありますが、この目に見えない変化(身体内部のアンバランス)を治療する大切さを示していますし、予防医学的な発想であると思います。
昔の先人たちは、このレベルでの治療法を考案し、
体得者を上工レベル(最も優れた医者)としていたそうです。
もしも、皆様が病気の治療方法でお悩みだとしたら、
身体内部のバランスを整える!
という視点でも見てみると状況が変わるかもしれません。
現代医療、鍼灸医学(東洋医学)のシステムそれぞれの良さを皆様の人生にお役立て頂けたら幸いです。
■栃木県宇都宮市 鍼灸カイロプラクティック院長の編集後記
お昼休みにちょっと外へでると夏のような日差しで、なんだかワクワクします。
夏は大好きです。
日差しが強いので、紫外線予防は忘れずに・・・。
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2008.7.5
No.36 今回のテーマ
▼△ 病気の治療方法を考える その1・・・鍼灸治療の現場から △▼
こんにちは。栃木県宇都宮市のホリス治療院です。
蒸し暑い日が続いている宇都宮市ですが、
朝晩、日中の気温差が激しい季節です。
“冷え”にはお気をつけて・・・。
さて、最近、命にかかわる重度な病気の相談が相次いでいます。
大変な苦痛、恐怖と闘いながらホリス治療院での鍼灸治療を治療方法の一環に取り入れている患者さんもいらっしゃいます。
しかし、重度な病気に罹ってしまってから対応すると大変な犠牲と労力を必要とすると実感しています。
今、このブログを読んでいる方の中にも命の綱渡りをしている方、ご家族の方もいらっしゃるかもしれません。
病気で苦しんでいる方が一日も早く病気から解放されることを祈ってやみません。
さて、普段ではとても聞けない貴重な話を伺いました。
看護師さんで、毎日“いのち”を実感している方です。
看護の現場での感じていることを記してくださいましたので、紹介します。
▽ ▽ ▽ ▽ ▽
患者さんが入院してくる。
データや症状で何となく予後や治療経過が想像できることがある。
治療効果があり、完治して退院していく人、治療行為がなくすぐ(再発して1年以内に)亡くなる人・・・。
人、それぞれである。
治療方針(治療効果なく、予後不良の場合)について決めるのは患者自身であったり、家族の人であったり、またその両方であったりするが、大抵の人は助からないとわかりつつも(10代~50代)、数%の希望を持って、最も大変な移植治療を選択することが多い。(医師の症状説明にもよるが・・・)
移植となった場合、これまでの治療、副作用とは比較にならないほどの体験をすると言う。
ある患者さんは、移植治療を選択したことを後悔していると言い、PS(Performance Stage)が下がり、看護師の援助なしでは一人で動くこともできなくなる。
そのような状態になって
「あの時、(移植を)やめろって、言ってくれたのに・・・ごめんね」
などと言われることが多々あった。
人によって、治療選択は様々であり、移植をしても途中で
(家族が患者状況を見ていられなくなる場合がある)
DNR(Do Not Resuscitate:蘇生拒否)に変更する人(家族)もあれば、
最後までフルコースの人(家族)もいる。
人は、生きてきたように死んでいく・・・というのは、本当なんだと思うことがある。
普通の人の非日常を日常として働いており、慣れてはいけないことに慣れ、また慣れなくては働いていけない現実がある。
経験なども含め、そのような中で、患者さん、家族と医療者とのギャップが生じてくるのかな?と思う。
患者さんを支えていく上で、医師、家族にはかなわないため、せめて(他には話せないことなど)、話(グチ)を聞けたらな・・・と思う。
また、患者さんが、選択した治療をできる限りサポートしていこうと思う。
▽ ▽ ▽ ▽ ▽
書いて頂いた文章をそのまま掲載しております(感謝)
直接お話をして頂いた内容は、もっともっと壮絶なものがありました。
その話の中で、西洋医学は、病気という“敵”と闘うエネルギーが強い医療だとつくづく感じるのです。
よく医療関係者と病気予防についてお話させて頂くとズレを感じてしまうことが多々ありました。
「なんで、病気予防の大切さが分からないんだろう・・・」
と疑問に思っていましたが、何となく・・・。
西洋医学の洗礼を受けた者が、
「どんな身体観を持って患者さんとその病気に向かっているのか・・・?!」
を皆様も想像してみて下さい・・・。
「良い・悪いではなく、まずはどんな権威のある人であっても、その人の持つ身体観をイメージして知ることが重要」
だと思います。
そして、“皆様の望むこと”にそれらが役立つのか?
選ぶ必要があるのです。
さて、
■皆様の望むことは何でしょうか・・・?!
先ほどの看護師さんの貴重な文章にもありましたが、患者さん本人、そのご家族、そしてドクター、看護師さんの間でかなりのギャップが生じているケースも事実としてふまえた時に、何が見えてくるでしょう?!
悲しいかな・・・関わる人は全て、それぞれが各自、それが正しい!!
として全力を尽くしているのでしょうが・・・。
身体観として、ベースとなっていることで、西洋医学の洗礼を受けた者が持つ概念として
『目に見える物や事』にこだわる傾向が強い!
と私たちは感じています。
鍼灸医学(東洋医学)では、
『目に見えないけれど動いている“働き”そのもの』
をキャッチしていくので、
わざわざ顕微鏡でウイルスや細菌を見つけてからしか対処できない・・・
とか
数字上で異常が出そろってからしか診断がつかない・・・
とかという概念はありません。
また目に見える悪い細菌や細胞を「内側の敵!!」と見なし、非常に限られた手段(投薬や手術、放射線など)で、それらを取り除いたり、死滅させたり、部品交換のようにしたり、排除し、叩く手法を主に用いる西洋医学。
そこでは、それに立ち向かい耐え抜くことこそが
“病気と闘い、勝つこと!!!”
だと思う風潮が強いと思われます。
ですので、
「患者さん本人もご家族も、気持ちをしっかり持って戦いましょう!!!」
と言われるのではないでしょうか・・・?!
鍼灸医学(東洋医学)では、昔から培われた視点の中で、予防医学が自然に組み込まれていると言われています。
しかし、今注目を浴びてきている“予防医学”ですが、
私たちが考える“予防医学”では、デイリーケアとメンテナンスケアに分けています。
■デイリーケア・・・皆様が毎日の生活の中で行うケア
■メンテナンスケア・・・鍼灸医学(東洋医学)で捉える“経絡の変動”・・・つまり、機能的な働きの変動を調節する技術体系を用いたケア
“デイリーケア”は、最低自身のために健康投資して頂きたい基本的な積み重ねのことですが、この積み重ねの上に“メンテナンスケア”が功を奏すことができるものだと考えています。
余談になりますが、皮膚感覚を重要視する私たちが、繰り返し経皮吸収で(皮膚から入って)で、悪さをすると思われるものや嗅神経に影響が強い人工香料、香水などの“質”に気を配るよう何度も申し上げているのも、“デイリーケア”の要!!になってくると確信しているからですネ・・・。
話を戻しますが、鍼灸医学(東洋医学)では、病気の治療方法を選択するときに、鍼灸医学(東洋医学)特有の考え方を持っています。
鍼灸医学では、病因(病気の原因)を
・外因・・・風、寒、暑、湿、燥、火などの自然環境など
・不内外因・・・暴飲暴食などの生活の不摂生など
・内因・・・喜・怒・哀・楽・憂・驚・思の七情など
に分けます。
例えば、“痛み”に対しても、
食べ過ぎによる胃腸障害が元になっているのか?
湿気に負けているために起こったのか?
冷えて部分的に引きつれているのか?
それとも感情の激しい変化により何かが変動したのか?
または、臓腑の病気なのか?・・・etc
に対応するアプローチは、それぞれ異なります。
決して“痛み止めの薬”のみということはありません。
それが、人間としての流動性のある“生もの”を扱う本来の姿なのかな・・・と思ってみたりします。
また病因は、“悪”という訳ではなく、身体に悪さを及ぼさなければ単なる自然環境因子で、悪くも良くもないと位置づけます。
それらが身体内部に侵入し、良くない影響を与えると“病邪”や“邪気”と呼ばれます。
そして、それらによって引き起こされる身体の異常は、経絡や筋肉のひきつれ等々の変動によって体表の皮膚上に表現され、それを察知できる人間によって、変動を修正することが可能です。
鍼灸医学(東洋医学)は本来、内治(薬・漢方薬や食養など)と外治(鍼灸治療など)の両輪で成り立っていました。
が、いずれにしても異常経絡や筋肉に対して意図的にある種の信号を送り返すことで、本来その生物が持つ対応能力を引き出し、バランスを取り戻す手伝いをしていくのです。
■身体内部のバランスが整っている状態であれば、体表を覆う(氣)も充実し、病邪や邪気の侵入を防げる!!
と考えるのです。
医療関係者と病気予防に関して話しているとズレを感じてしまう・・・理由は?
次号につづく・・・。
■栃木県宇都宮市 鍼灸カイロプラクティック院長の編集後記
もう7月ですね。
今年も半分が過ぎてしまいました。
皆様は今年の目標は予定通り達成できていますでしょうか?
私も後半に向けて目標設定をブラッシュアップしています。
鍼灸医学(東洋医学)の知恵のものすごさに驚きと感謝の連続の臨床の日々を送っています。
この鍼灸医学(東洋医学)の知恵が少しでも皆様のお役に立つようにこのブログも書いていきたいと思いますので、これからもよろしくお願い致します。
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2008.6.7
No.35 今回のテーマ
▼△ その痛み、そのかゆみは湿邪??・・・鍼灸治療の現場から △▼
こんにちは。栃木県宇都宮市のホリス治療院です。
とうとう関東地方も梅雨入りしましたね。
このジメジメ季節はどうも・・・
という私ですが、岡山県出身の患者さんから
「岡山県では、梅雨の雨が降り、田植えができる・・・」
という話をお聞きし、恵みの雨なんですよね。
私たちの住む栃木県は本当に恵まれた地域で、水も土壌も豊富。
ちょっと平和ボケしてしまいますね。
これからは水不足が地球規模でもっともっと深刻化しそうです。
恵まれた土地に生活できることを感謝。
さて、そんな恵みの雨ですが、私たちの健康には、あまり好ましくない影響も与えてしまいます。
私たちの病気の原因を鍼灸医学(東洋医学)では、
・外因
・内因
・不内外因
に区別しています。
梅雨の湿気は、鍼灸医学(東洋医学)的には、外因の中でも外湿と言います。
私たちの身体に悪い影響を及ぼすものを湿邪と呼びます。
この湿邪が思わぬ影響を私たちに与えています。
アレルギー性疾患である喘息が悪化したり、アトピー性皮膚炎がジクジクしたりする方も多いと思います。
または、めまいを起こしたり、リューマチ様関節炎が悪くなったり、様々な神経痛を起こしたり・・・。
いつもこの時期に決まって、ぎっくり腰、寝違えをする・・・
な~んて方もいらっしゃって、先手をうってホリス治療院へ痛くなる前にメンテナンスにいらっしゃる方も多いです。
もしも、この時期にいつも調子悪くなるとしたら、この湿邪が悪さをしているのかもしれません。
前回までの「デトックス&ダイエット」でも脾胃の働きが大切!!!
という話をしてきましたので、耳にタコ・・かもしれませんが、
やはり、この湿邪も脾胃が弱っていると、身体内にある余分な水分や飲食物に含まれる過剰な水分(内湿)が滞ってしまいます。
この梅雨時期のジメジメ・・・外湿と身体の脾胃の弱りから来る内湿が重なって様々な病気を引き起こしてしまいます。
室内環境を整備するなどの外湿を管理することも大切ですが、限界もありますよね。
やはり、日頃から身体の脾胃をいたわるような生活習慣とメンテナンスが大切だと思います。
さて、この脾胃を弱める食習慣として
・食べ合わせ
・甘いものと脂質
・卵、牛乳・乳製品の摂りすぎ
※消化にとって重いものに入りますので、個々人や体調により摂取量は加減して・・・
・餅や餅菓子などの消化しにくいもの
・食べすぎ
・大酒
などが挙げられます。
今回は、甘いものを取り上げてみます。
甘いものの食べすぎは、糖尿病や心臓病の要因になることは、よく知られています。
その他にも、“かゆみ”やリューマチ様関節炎、神経痛などの痛みがある方は注意が必要です。
甘いものの中でも特に「精製されすぎた砂糖」の摂りすぎに注意しましょう。
特に加工食品や飲料水には、多量の砂糖が使用されています。
また、煮物などの料理に砂糖を使用する方がいらっしゃいますが、単に習慣になっていることが多いようですから、避けて作ってみましょう。
お野菜や食材そのものの甘味だけでも美味しく頂けますヨ。
「でも・・・」
という方には、“本物の”ミリンやお酒などを少々・・・。
それだけでは、甘くない!!美味しくない!!
と感じてしまう方は、もうすでに、脾胃が侵されてしまっているのかもしれません。
脾胃の司る働きの中に味覚もあります。
昨今問題の味覚障害もこの脾胃が関係していると思われるケースもあります。
味覚障害とまでは言わなくても微妙な “おだし”と“食材”の本来の味だけでは物足りない・・・というのも身体からのメッセージかもしれません。
▽ ▽ ▽ ▽ ▽
■三つ子の味覚、百まで。
子供の味覚は離乳食が始まってから、3歳くらいまでがとても重要に思います。
出産、母乳、子育て・・・とお母さんの疲労も限界の時期に離乳食が始まりますので、楽に・・・
というのも分かりますが、もうひと踏ん張りして、しっかりした本来の味を赤ちゃんに教える最高のチャンスです。
ホリス治療院には、4世代、3世代に渡り、ご家族で来院して下さる方がおられます。
健康投資の基準や日常の中での工夫は、一昼一夜で出来上がるものではないことを教えてくれます。
現代に生きている私たちは、世代で受け継いだ悪しき習慣と、受け継ぐべき習慣をよく見極めなければなりません。
家系の遺伝病・・・とされてきた中にも習慣や味覚の伝承により“病”への引き金を引いているケースもあるのではないでしょうか?
この離乳食から始まって、子供の時期に砂糖がたくさん入った煮物や料理を食べ続けると、脾胃が痛めつけられてしまい、上手に後天の氣(生まれてから育む氣)を取り入れられなくなり、丈夫な身体を作れなくなってしまします。
また、脾胃が弱ってしまいますとクヨクヨした不安定な精神状態にもなってしまいます。
一時期ペットボトル症候群・・・というのがマスコミをにぎわしていましたが、このペットボトル(甘味料のたくさん入ったジュース)をいつもいつも飲んでいるのも鍼灸医学(東洋医学)的には、この脾胃が関係します。
特に脾胃に内熱を持ってしまうといつも口が渇くようになります。
(糖尿病の方の口が渇くのも同じ因です)
そこで、またジュースが欲しくなり飲む⇒口が渇く⇒飲む⇒口が渇く・・・
そしていつも手には、ペットボトルを持っている・・・ という状態です。
ちょっと脱線してしまいましたが、私たちの生命力には、
親から受け継ぐ先天の氣
生まれてから育む後天の氣
があり、この後天の氣を養うのが、脾胃の重要な働きの一つです。
■丈夫な身体を創るためにも脾胃をいたわるような食習慣を身につけましょうネ!!
■栃木県宇都宮市 鍼灸カイロプラクティック院長の編集後記
先日もとある会社経営をされているご夫妻とお食事をしたときに
「・・・・健康ならね」
「・・・・健康ならね」
という会話が随所にありました。
つまり、人生を楽しむためには健康は必要不可欠ということを再認識しました。
食生活や飲酒習慣も死ぬまで楽しむためには、ちょっとだけ工夫をすることが大切ですよね。
糖尿病になったり、動脈硬化で脳梗塞・・・
また、肝硬変などになったりしたら、その後は、楽しい飲食ができなくなっちゃいますから・・・。
楽しい飲食ができないだけじゃなく、相当苦しむんですが・・・。
健康投資を上手にしていきましょう。
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みなさんの意見を、このメルマガ誌上でたくさん紹介したいと思います。
★ホリス治療院は、入江FT(フィンガーテスト)による 鍼灸治療 を中心に
カイロプラクティック、モーションコントロール(当院独自のフィジカルセラピー)を
併用したホリスティック医療で皆様の健康を推進する栃木県宇都宮市にある治療院です。
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栃木県宇都宮市 鍼灸、カイロプラクティック、フィジカルセラピーの本格治療院
ホリス治療院発 “「知っている」から「やっている」へ~”を応援する智恵・・・
2008.5.30
No.34 今回のテーマ
▼△ デトックス&ダイエット その4 運動編・・・鍼灸治療の現場から △▼
こんにちは。栃木県宇都宮市のホリス治療院です。
関西地方では、梅雨入りしたようです。
毎日の愛犬(黒ラブラドール)は、水たまりが大好き。
散歩するのが・・・。
と思う今日この頃です・・。
皆さまはどうお過ごしでしょうか?
さて、デトックス&ダイエット・4回目となります。
まず、もう一度、なぜ「ダイエット&デトックス」をセットにして考えた方が良いのかについて、おさらいしてみましょう♪
食事や運動の変化にせよ、イメージ力にせよ、実際私たちの身体の中では、それらの刺激から起こる反応が次々と起きてきます!
最初は、少しの変化かもしれませんが、 消化管がすっきりして正常に動くようになったり、 消化のエネルギー効率を上げることで、 他の臓器や筋肉運動、脳の思考にかかるエネルギーに回せる余力も生じできたりすることでしょう。
■それらのエネルギーや身体の持つ潜在的な力を 引き出す邪魔をしないこと!!
が、一番大切かもしれません。
しかし・・・・。
身体が変化に対して反応し、浄化していく過程では、 近代ならではの知恵も必要になってくることも事実です。
例を挙げますと、
環境ホルモン類と呼ばれるものや、有害物質は、様々な形で身体に摂り込まれ、脂肪に蓄積されやすいことが分かっています。
(北欧では、水銀などの有害物質が胎児に与える影響を考慮して、妊婦さんにクジラやマグロなどの魚の摂取量まで指導しています。)
問題はその後で、何らかの理由(人により様々)で、体重を落としたり、代謝を促進させたりして、ダイエットをしていきますと、それまで固くなって滞っていた脂肪も動き始めます。
鍼灸医学(東洋医学)でも、氣滞、血滞、水滞などの滞っていたものを排泄することを大切にしてきましたが・・・
現代では、
■脂溶性の有害物質が、脂肪の燃焼と同時に血中に流れ出す!!
ということが、起きているようです。
ある薬学博士によりますと、
急激な体重減少やダイエットで、倒れた例なども紹介されています。
血液検査で調べてみると農薬などの化学物質が多数検出され、意識が戻った本人も、ご家族も思い当たる点と言えば、ダイエットぐらい・・・という例も結構あるらしいです・・・。
処置は、農薬の解毒剤だったそうです。
ちなみに、先日、島根県出雲市がヘリコプターで農薬を散布したところ、小学生ら470人以上が目のかゆみなどを訴え、1人が入院しました・・・
というニュースが流れました。
私個人的な経験でも朝の散歩中にコンプレッサーを使用して庭に農薬(除草剤)をまいているのに出会いました。
ご近所が隣接する住宅街で2階まで届くような農薬(除草剤)の散布方法で・・・です。
また、いつも行く広場でも農薬(除草剤)散布した注意を喚起する立て看板がありました。
保育園が近くにあり、子供たちが遊ぶ芝生・・・にです・・・。
という具合にどんなにもご家庭内で気をつけていても有害物質は私たちの生活と切っても切れないものとなっています。
つまり、知らず知らずのうちに摂取している!!
という事実から私たちの生活にも“現代ならではの知恵”も必要です。
つい
「何をしたらやせるか?!」
だけを考えがちですが、身体から排泄されるまで、またその先、身体から出たものが、どういうものなら環境負荷が少ないのか?をイメージしてこそ、人類の責任を全うしていると言えるのかもしれませんね・・・。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■■
自分の身体は、自分自身だけのためだけにあるのではありません・・・。
■■■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
アカデミックな方法としては、
1.食事療法
2.運動療法
3.ストレス管理
というのが柱になります。
では、今回のお題の「運動編」から話を進めて参りましょう♪
では、具体的に・・・
2.運動療法をホリス治療院の健康投資基準としてもう少し考えてみましょう。
■運動療法は、身体と相談して注意して行う!!
運動療法では、80分以上の散歩(しかも早歩き)やジョギングが推奨されています。
しかし、メタボ以上糖尿未満で運動を数年もしたことがない中高年の方がいきなり早歩きやジョギングは非常にキケンです。
※特に学生時代、運動部で活躍した人は要注意!!
実際にいきなりジョギングをして、ぎっくり腰で来院される方は多くいらっしゃいます。
また、シニアの方で早歩きを一生懸命まじめにして、膝関節症になり、歩くこともできなくなった・・・なんてこともよく聞きます。
やはり、その前段階で、正しい姿勢、正しい立ち方を身につけて、ゆっくり歩く練習をする!
そして、各関節をゆっくり動かし、しなやかな身体を創る!!
ということから始めていかれると、ベターだと思います。
※急がば回れ!!
※目的を見失わないように・・・!!
とにかく足の裏に体重をかけることが非常に脳の活性化にも大切ですし、骨粗鬆症予防にも大切なことです。
カロリー消費だけにとらわれず、姿勢を意識し、自分の身体のクセや偏りを感じて歩く・・・!
お買いものの最中でも、駐車場、駅やオフィス内を歩いていてもできることです・・・。
日常の中で、こんな時間を少しでも作ることから始めてみましょう!!
そして、全身映る大きな鏡や、ショップのウィンドーに映る姿や歩き方に気を配って、ありのままを見ることができたら最高ですねッ♪
■正しい姿勢、正しい立ち方を意識して歩く!!
■各関節が弛むのを意識しながら歩く!!
自分を見るポイントとして・・・
前から
・立ち、歩くときの足先の向き
・膝から下のO脚、X脚度合・肩の左右差
・鎖骨が前に縮んでいないか?
横から
・お尻が出ていないか?(そり腰か?)
・膝が伸びているか?
・猫背になっていないか?
・首が前に突き出ていないか?
まずは、こんなところに目を向け、または意識を移して歩いてみてはいかがでしょうか?
Open the development for inner voice.
(自身の内側の声を聴くきっかけは、あなたが、自分でドアを開くこと・・・ですネ)
こうして歩いていると、目線がまっすぐか少し上を向くくらいになり、自然と首がスッと上に伸びやすくなります。
それだけで、首から肩の不自然なコリも解消かれるかも・・・。
▽ ▽ ▽ ▽ ▽
さて、鍼灸医学(東洋医学)では、身体の滞り(とどこおり)の種類として大きく3つに分類されてきました。
・氣滞
・血滞
・水滞
これらが滞りやすい“体質・タイプ”は各自それぞれ違っていますが、これらが度を越せば、「病」として、身体が表現してくると考えています。
住んでいる土地の地質や飲んでいる水、毎日の食事の質や食べ合わせ、それらの影響を受けた期間(時間、数)・・・等々、思った以上に無意識に繰り返されたことに対して、反応し続ける身体です。
ですから、「滞る」ところが出てきても当然と言えるでしょう。
もし、皆様がよりよい人生の時間を過ごしたいと考えるならば、ご自身の工夫次第で、お金をかけずにやれる手段は色々あります。
・デイリーケア・・・毎日、小さくても有効な積み重ねをする
・中期メンテナンスケア・・・有効なプログラムを一定期間厳守する
・トピックス・・・薬物や重金属類、強力なデトックスを短期間行う
という観点を組み合わせ、よりよい人生になるための健康投資を行って頂くとよろしいのではないでしょうか?
鍼灸医学(東洋医学)独特の“経絡”を整える概念と手法、ホリス治療院のFT鍼灸では、極力
■身体の邪魔をしない!!
というスタンスに立ち、クライアント様の“身体の拒否権”を尊重した技術となっています。 今後も知識や過去の産物にとらわれず、
■身体からのメッセージ
をFT(フィンガーテスト・エフティ)を通して拾い上げ、臨床の知恵として参りたいと思っています。
では、また次号お楽しみに・・・。
■栃木県宇都宮市 鍼灸カイロプラクティック院長の編集後記
デトックス&ダイエットはいかがだったでしょうか?
今回は、大切なイメージについては、省略しましたが・・・
イメージは重要です。
最終的に何を得たいのか?
どんな体系になりたいのか?
など、健康的な身体つくりを目指していくのには、継続可能な生活習慣を身につけることが大切です。
イメージとして、
朝起きるのは、目覚ましでイヤイヤ起きますか?
それとも朝日とともに自然に心地よい目覚めでしょうか?
などと朝から夜寝るまでの身体のイキイキ度、活動レベルをイメージしてみましょう!!
イメージ、セルフコントロールなどはいつか書きたいと思っています。乞うご期待。
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ホリス治療院発 “「知っている」から「やっている」へ~”を応援する智恵・・・
2008.5.23
No.33 今回のテーマ
▼△ デトックス&ダイエット その3 食事編・・・鍼灸治療の現場から △▼
こんにちは。
栃木県宇都宮市のホリス治療院です。
前回、「デトックス&ダイエット」の必要性を書いてきましたが、今回は、その実践編です。
ちまたでは、デトックス方法、ダイエット方法であふれています。
アカデミックなところでは、
1.食事療法
2.運動療法
3.ストレス管理
というのが柱になり、通常は、特にドクターでは、食事療法と運動療法がメインです。
▽ ▽ ▽ ▽ ▽
1.食事療法をホリス治療院の健康投資基準としてもう少し考えてみましょう。
■食事方法の問題点
カロリー計算・・・面倒くさい・・・。
または、
食事制限・・・・ツライ。
流行りのダイエット方法・・・リバウンド・・・不健康・・・。
というイメージがあります。
実際に、新しい○○ダイエット方法・・・
という書籍や雑誌タイトルがいつもいつも出ては、消え、出ては消え・・・
を繰り返している現実をみると、このアカデミックな食事方法の成功率は???
皆様のイメージがそのまま、糖尿病の増加という数字に出ています。
・2002年と比較すると約250万人、糖尿病が増加
・1999年と比較すると約500万人も糖尿病が増加
また、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)については、
40~74歳の男性の2人に1人、
女性の5人に1人が、
メタボリックシンドロームを強く疑われる者又は予備群と考えられる
と厚労省が発表しています。
各種の調査で、この10年で肥満は3~4倍に増えているということが分かります。
しかし、注目すべきは、
■この10年間で日本人の平均摂取カロリーは変化していない!!
ということです。
既存のイメージにとらわれない、新しい食習慣が必要なのかもしれません。
▽ ▽ ▽ ▽ ▽
●鍼灸医学的観点からひも解くと
元氣・・・という言葉があります。
「 小児鍼灸カイロプラクティック治療の必要性 」にも書いてありますが、鍼灸医学の「元氣」には、
先天の氣と後天の氣があります。
■天空の氣を養う
後天の氣には、
・天空の氣=空気を吸うことによって得られる氣
・胃の氣=食べ物から取り入れる氣
があります。
この天空の氣は、呼吸によって養われますが、私たちの取り巻く環境は非常に厳しくなってきています。
空気を吸うだけでも有害物質が取り入れられてしまいます。
これは、何も大気汚染だけではありません。
私たちの家庭内においても危険はいっぱいです。
空気汚染を防止する方法を考えることは私たちの健康と直結しているとホリス治療院では考えています。
■有害物質は脂肪に蓄積される!!!
ということをもう一度頭に入れましょう。
私たち、個人個人が、ちょっとした身の回りのものを選択する基準に気をつけることで、私たちの住んでいる地球環境は大きく変わってくると思います。
このちょっとしたことは、積み重ねで大切ですが、直接的に行動、管理できるのが、胃の氣を養うことです。
■胃の氣を養う
鍼灸医学(東洋医学)では、脾胃の働きは、非常に重要に考えます。
分かり切っていることですが、食べ物が私たちの身体をつくっています。
この後天の氣を養うために、飲食物、食べ合わせが非常に重要に思います。
食べ物を消化するのにかかる時間を短縮することで、ロスを減らすことができるからです。
現代医学的にも胃の内部は高温ですので、その中に、食べ物が長時間残留してしまうと腐敗してしまう恐れがあります。
その腐敗したものを吸収するよりは、よりフレッシュな食べ物をよりフレッシュなまま吸収したいものです。
つまり、胃に食べ物が残留する時間が短くなるような食べ合わせが理想的です。
そうすることにより、脾胃の働きが休むこともでき、より食べ物から私たちはたくさんのもの(見えるもの、見えないもの)を身体に取り入れることができます。
日々の鍼灸治療の臨床で、常に脾胃が働き続けていて、弱っている方が非常に多くいらっしゃることを実感しています。
この脾胃の働きを休めることで、他の臓器がより盛んに働くこともできるようになります。
そして、よりリフレッシュした脾胃の働きによって、「胃の氣」がより養われやすくなっていきます。
▽ ▽ ▽ ▽ ▽
■ホリス治療院のご提案
『何を食べるのか?』
については、世の中にたくさんの料理本や食品に関するカロリー表が出回っています。
が、
『医食同源』
の言葉でも表わされているように食事とは「カロリーだけを摂っている」わけではありません。
最近は、薬膳がブームになっているようですが、その時の体調や気候などとあわせて、
「食材の性質を摂り入れる!!」
ということを思い出す人々も増えてきたのかもしれません。
ですので、食べ合わせが非常に重要に思います。
ここで、ホリス治療院で提案している食事方法を紹介します。
詳細は、
フィット・フォー・ライフ 健康長寿には「不滅の原則」があった! (単行本)
をお読みいただくとして、簡単に紹介します。
1.乳製品、卵を除去
2.お酒、コーヒー等々の刺激物を除去
3.午前中は、果物、水分のみを食す
4.タンパク質と炭水化物を一緒に摂らない
5.空腹時にのみ果物を食べる(空腹を感じたら果物を・・・。)
特に提案しているのは、集中です!!
デトックス&ダイエット期間として、厳密に3週間続けてみてください。
信じられない変化があなたを訪れると思います。
あなたの生活のリズムに合わせて年に数回(1回は行いましょう)、このデトックス&ダイエット期間(3週間)を設けることを提案します。
さぁ、今年の夏に向けて3週間チャレンジ~~~
次回は、「デトックス&ダイエット その4 運動編」です。
実は、デトックス&ダイエットは3回シリーズを想定していたのですが、長くなってしまって・・・。
次回もお楽しみに。
■栃木県宇都宮市 鍼灸カイロプラクティック治療院長の編集後記
今年も独立行政法人国立病院機構 栃木病院付属看護学校に講師として行っています。
保健体育(東洋医学)を担当させて頂いているのですが、毎年毎年、生徒さんの雰囲気が違って楽しいですね。
最初、講義以来を受けたときには、どうしようか?
迷ったのです。私は一開業鍼灸師ですので・・・。
しかし、当時の教務主任さんの
「学生は若い高卒者が多く、なるべく多くの見識を得させたい!よりよい医療の担い手を育てたい!」
という熱意に共感し、お受けしました。
西洋医学と東洋医学(鍼灸医学)は根本概念が違うので、相容れることはないというのが、私の見解ですが、お互いを尊敬、尊重しあい、チームとして患者さんを診ていくことがベターだと思っています。
そんなよりよい医療の実現の一歩になれば・・・。
お互いを知り合うことから始まれば・・・。と思っています。
実は、ホリスネット構想というのを温めています。
というのも、西洋医学、東洋医学(鍼灸医学)、運動指導、栄養指導、ハーブ、サプリメント・・・あらゆるものがお互いを尊重、尊敬しあった関係で、患者さんを診ることができることを目指しています。
まだまだ、頭の中だけの構想ですが・・・
共感する方がいらっしゃればご連絡、ご指導を待ちしております。
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2008.5.15
No.32 今回のテーマ
▼△ デトックス&ダイエット その2・・・鍼灸治療の現場から △▼
こんにちは。栃木県宇都宮市のホリス治療院です。
前回、「デトックス&ダイエット」は3大疾患(がん・心筋こうそく・脳卒中)予防プログラム!!! ということを書きました。
今回は・・・・最後まで、お楽しみに。はじまり~はじまり~・・・。
■デトックスとは、何でしょうか?
デトックスとは、体内に溜まった毒素を排出すること!
昔から鍼灸医学(東洋医学)では、排毒という概念があります。
身体にとって好ましくないものには、自家中毒のような長年体内に積もった代謝産物が内部に滞ったものや、外部から摂取した有害な物質の蓄積などが挙げられます。
■なぜ、デトックスが必要なのでしょうか?
●EUの環境委員 マルゴット・バルストローム女史の場合
血液サンプル検査において、分析した人工化学物質77種類のうち、28種類が検出された。(2003年WWFの生体測定調査より)
●オランダ、ドイツ、ベルギーの雨水の50サンプルで、 異種エストロゲン物質を分析
すべてのサンプルで
・塩ビの可塑剤として用いられるフタル酸化合物が・・・
・香水や洗剤などで、香気を出すために用いられるムスク化合物が・・・
・アルキルフェノールとエトキシレイトも・・・
・32%でビスフェノールAが・・・
・28%で臭素化難燃剤が・・・
含まれていた。
●北極でも・・・
残留性有機汚染物質(POPs)
・産業化学物質(PCBsなど)
・非意図的な毒性を有する産業化学物質(HCBやダイオキシン類)
・意図的な毒性を持つ農薬(DDT)や除草剤(リンデンーHCH)
を検出。
●家庭内の埃
イギリスの100のボランティア家庭から収集した通常の家屋内の埃(ハウスダスト)の5つの化学物質を分析75%以上で
・化粧品中で主に使用されるアルキルフェノール
・プラスチック、ゴム及び塗料中で使用される塩化パラフィン
すべてで
・塩ビの可塑剤として使用されるフタル酸化合物
・塩ビの安定材として使用される有機スズ
・家電及び電子機器に使用されている臭素化難燃剤
が含まれていた。
●アルキルフェノール、ビスフェノールA、臭素化難燃剤、プラスチック添加材などの動性化学物質が・・・
さい帯、卵巣、胎盤、及び血液中から検出。(2003 グリーンピース検証 )
ダイオキシン類、PCB類、DDT、難燃剤、プラスチック添加物、ムスク化合物、殺虫剤など350以上の人口汚染物質が・・・
母乳から検出。(1999 WWF調査 )
その他にもたくさん、世界では、私たちの身体が汚染されているという報告はあります。
日本では、まだまだ有害物質については、無頓着です。
有害物質の定義自体が、学者さんでまちまちなのですが・・・、
だからこそ、各個人、ご家庭で、自己基準を選ぶことができるのではないでしょうか?
もちろん選んだ後のツケは、その後の人生で支払っていくことになりますけどね・・・。
ホリス治療院における健康投資基準としては、
■グレーゾーンも極力避ける!!
つまり、
■安全性が証明されていないのも以外は、極力避ける!
という方針、スタンスでい続けようと思っています。
※余談ですけど、ホリス治療院は、開業当時から、院内のシーツ、ガウン、カーテン、タオル類、すべて安全性が高く、環境への負担の少ない洗剤で洗いあげているんですよ・・・。
お掃除の洗剤も、消臭剤も、ハンドソープも・・・!
ですから、化学物質過敏症の方も、反応が起きなくていいって喜ばれています。
■ダイエットは必要でしょうか?
メタボ以上糖尿病未満・・・・
というらしいのですが・・・。
中高年の方のほとんどが身に覚えがあるのではないでしょうか!?
先日も厚労省発表で、
・1,870万人が糖尿病予備軍!
・成人の6人に1人が糖尿病予備軍!
というのがありました。
これは、なにも成人だけに限ったことではありません。
・日本の小学生・・・ここ30年間で肥満が3倍!!
・小中学生で・・・
高脂血症・・・約20%
脂肪肝と肥満・・・10数%
高血圧・・・1%
・10代の小児の98%に動脈硬化の初期病変が認められる。
という報告もあります。
むしろ、子供たちの方が深刻かもしれませんね。
日々のお子様の鍼灸治療、小児鍼灸治療の現場でもヒシヒシと実感しています。
皆、そうだから、自分も
「まっ、いいか・・・」
と、気がついたら、ゆでガエル状態で取り返しのつかないツケを払う・・・
な~んてことにならないように、自分の基準をしっかり、見つめて、振り回されないで下さいネ!!
※ゆでガエル現象・・・2匹のカエルを用意し、一方は熱湯に入れ、もう一方は緩やかに昇温する冷水に入れる。すると、前者は直ちに飛び跳ね脱出・生存するのに対し、後者は水温の上昇を知覚できずに死亡する。
▽ ▽ ▽ ▽ ▽
■有害物質は脂肪に蓄積される!
この体内に蓄積された有害物質は、私たちの脂肪に蓄積されます。
そこで、ホリス治療院では、デトックスとダイエットを一緒に考えています。
■デトックス&ダイエットの方法は?
ホリス治療院のFT鍼灸治療では、1時間くらいかかりますが、
この治療前にトイレに行って・・・、
途中でトイレ・・・、
そして、
鍼灸治療後にトイレ・・・
とトイレが近くて驚かれることがあります。
これは、代謝がアップしていることだと思います。
このように鍼灸治療でもデトックス効果は期待できますが、次回では、ご自宅でメンテナンスのメニューとしてできる食事方法を紹介したいと思います。
今回は、この辺で・・・次回お楽しみに。
■栃木県宇都宮市 鍼灸カイロプラクティック治療院長の編集後記
中国四川省での大地震・・・、現地の方々、及び被災者の方々にお見舞い申し上げます。
さて、我が家の愛犬(黒ラブラドール)君との散歩が私のリフレッシュ方法・・・。
雨でも雪でも散歩に行きたがる愛犬君は、私にとって健康管理犬です。
が、先日、ボール遊びをしていて、肩をひねった状態で引っ張られてしまい肩を負傷してしまいました。
当日は、ちょっと痛みがありましたが、すぐ直るだろうと過信して放置・・・。
翌日、動かなくなってしまい、妻にFT鍼灸治療をお願いすることに・・・。
娘に洋服を脱がせてもらう程、全然動かなかった肩が嘘のように動くようになりました。
今更ですが、怪我をしたら早急に治療することが肝心ですね。
過信は禁物!!
肩をひねった時に、治療していればこんなに痛い思いをしなくてすんだのに・・・。
もしも、このまま、
「何時か治るだろう・・・」
と過信を続けていたら、負傷部位と年齢から考え、四十肩、五十肩と言われるような状態になっていたかもしれません・・・。
どうぞ、皆様もご自愛ください・・・。
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ホリス治療院発 “「知っている」から「やっている」へ~”を応援する智恵・・・
2008.5.8
No.31 今回のテーマ
▼△ デトックス&ダイエット その1・・・鍼灸治療の現場から△▼
こんにちは。栃木県宇都宮市のホリス治療院です。
ゴールデンウィークは、皆様いかがお過ごしだったでしょうか?
身体のお疲れは取れましたか?
いつもと違う動きが多くてかえって疲れた・・・
な~んて方もいらっしゃるようです。
さて、この頃、医療制度の変更がマスコミをにぎわしております。
■メタボ検診(特定検診)
メタボ検診(特定健康診査および特定保険指導の事)が義務化されます。
メタボ検診で検査するのは、コレステロール値、血糖値、腹囲、血圧、の4項目ですが、何かと疑問の多い制度だと言う声もあります。
が!!
できちゃった制度ですから、賢くお付き合いしちゃいましょう~。
ちなみに今までも定期健康診断が義務付けされていました。
今までの定期検診によって病気予防がどれだけできたのか?
有効性を示すようなデータは、どこにあるのでしょうか・・・?
(あったら教えて頂きたいです・・・。)
巷では、この定期検診制度は、1兆円産業と言われています。
▽ ▽ ▽ ▽ ▽
その上に新たに始まったメタボ検診・・・
2800億円規模の新たな市場・・・
と概算されているようです。
しかし、今回は効果が上がらなければ保険組合にペナルティを課すそうですから、どうなりますやら・・・。
数字上の健康が、人生を生きるための健康と一致していたならば、皆、幸せになれるのでしょうが、どうなりますやら・・・。
数字にとらわれすぎて「目的」と「手段」をはき違えないことを願います・・・。
■後期医療保険(長寿医療保険?)
そして、今年の4月から混乱しているのが、75歳以上を対象としている後期医療保険制度ですね。
どんな人も75歳以上になったら、後期医療保険に加入して保険料を納付することになりました。
つまり、今まで収入がなく子供の扶養家族になっていた場合でも新たに後期医療保険料という負担になります。しかも年金から天引きですって・・・。
年金から介護保険料も天引きされているでしたっけ・・ね
年金から介護保険、後期医療保険料・・・
次は何を天引きにするんだろう・・・
そのうち、マイナスになっちゃったりして・・・。
■医療費が国家を潰す!!
詳しい背景は「重要な4つの背景」の項をご覧になって頂きたいのですが、小手先の医療制度改革(ちょっといじっただけ・・・)では解決しないように思うのです。
これから10年は確実に医療費は伸びていきます。
■健康は社会貢献???
病気にならない!!
健康保険を使用しない!!
という生活を送ることが社会貢献になる時代になっちゃいました。
よくPPK(ピンピンコロリ)という言葉を耳にします。
ピンピンしていてコロリと・・・
つまり、
病院で入院したり、寝たきりになったりしないで人生をまっとうしよう!!
ということだと思います。
私たちは何かで死ぬんですが、
病気の場合の3大死亡原因は、 がん・心筋こうそく・脳卒中です。
ということは・・・
■がんか動脈硬化
で亡くなっているんですね。
■がんを予防する!!
病気の死亡原因のダントツ1位・・・がん
■動脈硬化に関する病気を予防する!!
始まってしまったメタボ検診!!
この2つの病気に関して、事前に予兆をつかむ!!
というのが、メタボ検診の表向きのねらいだと良い方へ解釈し、私たちの人生にプラスになるようにお付き合いしたいものです。
さて、この狙い通りに動脈硬化予防をするにはどうすれば良いのか?
実は、アカデミックな正解はありません。
だから、右往左往しているんですが、
今回のお題の「デトックス&ダイエット」はこの3大疾患予防プログラムと言い換えてもいいかもしれません・・・。
■デトックス&ダイエットは3大疾患予防プログラム!!
ということで、次号へと続く・・・。
■栃木県宇都宮市 鍼灸カイロプラクティック院長の編集後記
デトックス&ダイエットというお題で今回から3回連続で書いていきます。
ダイエット・・・
というと美容的な面がクローズアップされていたと思いますが、私たちの身体にとっても、とても大切!!
ということがお分かりになりましたでしょうか?
しかし、美容的な面もとても大切だと思うこの頃です。
男性も女性も関係なく、健康的でキレイでいよう!!!
という意識は健康にとても寄与すると思います。
それは、服飾ばかりではなく、正しい姿勢だったり、立ち居振る舞いだったり・・・
次号もお楽しみに。
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★あなたの質問、ご意見やアドバイスを送って下さい。
みなさんの意見を、このメルマガ誌上でたくさん紹介したいと思います。
★ホリス治療院は、入江FT(フィンガーテスト)による 鍼灸治療 を中心に
カイロプラクティック、モーションコントロール(当院独自のフィジカルセラピー)を
併用したホリスティック医療で皆様の健康を推進する栃木県宇都宮市にある治療院です。
▲ 鍼灸カイロプラクティック院長ブログ No21~No40 のトップへ
ホリス治療院の玄関のローズマリーとお花です。私の手入れが悪く・・・。
しかし、健気にもきれいな花を咲かせて皆様をお出迎えしてくれています。
さて、私事なのですが、今年も、栃木病院付属看護学校での講師依頼があり、
5月は看護学校に行ってきまーす。
その年によって、生徒さんの反応がまちまちで楽しみです。
西洋医学と東洋医学の橋渡しになれば・・・
と思って、講師を引き受けて数年経ちます。
皆様の社会貢献になっていればいいのですが・・・。
今回は「一生を左右するメンテナンス&エイジングケア・・・小児鍼灸治療の現場から」をお届けします。
詳細は、メンテナンスケア&エイジングケアを参照にしてくださいネ。
エイジングケアとして大雑把な分類で、 人生を20年単位で4つに区分けします。
第1クオーター:0~20歳
第2クオーター:20~40歳
第3クオーター:40~60歳
第4クオーター:60歳以上
特に赤ちゃんから子供のころのメンテナンスケア&エイジングケアは特に重要だと思います。
人間の元気度は、鍼灸医学(東洋医学)的には、
先天の氣、
後天の氣
と言いますが、
両親から頂きた部分
と
生まれてから育む部分
があると考えます。
特に現代では様々な環境(地球環境や生活環境など)により、
先天の氣が弱っているように子供の鍼灸治療を通し感じています!
また、空気汚染や食品汚染をはじめとする私たちの生活環境汚染によって、
後天の氣を養う邪魔をするものがたくさん溢れている昨今では、
後天の氣を養うことがますます重要になってきた・・・
と小児鍼灸治療の臨床で日々実感しています。
特に、赤ちゃんの治療選択は非常に大切!!だと思います。
ちょっと表現が悪いですが、
■人間は人間として生まれてこない!
と言っています。
というのも、大人の小さい版があかちゃんや子供ではないのです。
■腸管免疫が整う3歳まで
例えば、腸管免疫というのがあります。
私たちの身体を異物(ウイルスや細菌など)から守ってくれる免疫!
この免疫があるお陰で、空気中にある様々なウイルスや細菌に感染することなく生活ができています。
また、ガン細胞などの身体にとって望ましくないものも排除してくれるのもこの免疫です。
人間が生きていくのに欠かせない免疫・・。
しかし、近年はアトピー性皮膚炎やぜんそく、花粉症をはじめとするアレルギー性疾患もこの免疫異常です。
さて、この免疫に欠かせないのが腸管免疫です。
●腸管は、免疫臓器!!
と言い換えることができるほどとても大切な臓器です。
その腸管免疫が整い、大人と同じような働きができるようになるのが、
生後3年くらいと言われています。
つまり、3歳くらいになるまでは、腸管免疫が不十分なのです。
赤ちゃんは、一生懸命腸管免疫を育てているのです。
その腸管免疫の働きは、ビフィズス菌で有名な腸内細菌です。
その腸内細菌を、赤ちゃんは一生懸命育てているのです。
もしも、赤ちゃんが風邪をひき、安易に抗生物質を飲ませると、
せっかく育てた腸内細菌は死んでしまいます。
ですから、子供には、抗生物質と下痢止めを併せて処方するようですが、
せっかく育てた腸内細菌は死んでしまいます。
困ったものです。
また、免疫は学習免疫と言い、風邪をひくことにより、どんどん勉強して賢くなっていきます。
免疫力の強い子供に育てるためには、ある程度は風邪をひいて自分で治すトレーニングをした方か良いと言われるゆえんです。
繰り返しになりますが、
■トレーニングとは、自分で風邪を治す練習をするということです。
ホリス治療院には、風邪をひくと鍼灸治療に来る赤ちゃんや、お子様がたくさんいらっしゃいます。
鍼灸治療では、その子供が風邪の原因であるウイルスと戦うのを助けますが、決して邪魔はしません。
練習の補助をするような感じです。
赤ちゃんが一人歩きをするには、壁のつたい歩きができるようになり、転びながらも歩けるようになるように、風邪をひきながら、免疫力を養っているのです。
一生懸命歩こうとしているその赤ちゃんの手を引いてあげるような鍼灸治療が理想的だと思います。
また腸管免疫が不十分なときに大きな異種タンパク質(肉類や牛乳、卵など)をたくさん与えるのもアレルギー性疾患であるアトピー性皮膚炎やぜんそくを引き起こす可能性が大きくなりますので、注意が必要です。
■背骨の前後カーブが整う7歳まで
詳しくは、小児(こども)鍼灸カイロプラクティック治療の必要性を参照してほしいのですが、この背骨の前弯、後弯ができるまでに、筋肉の過緊張やアンバランスがあると理想的なバランス形成がしにくくなります。
この背骨のバランスを整えていくのに、鍼灸治療は非常に有効だと実感しています。
免疫力や背骨の形成をする小児期は、エイジングケアの中でも特に重要であると思いますが、ついついナオザリになってしまっているようにも思います。
そこで、今回、小児鍼灸治療の現場から・・・ということで、一生を左右するメンテナンスケア&エイジングケアを取り上げてみました。
■栃木県宇都宮市 鍼灸カイロプラクティック院長の編集後記
実は、自宅をリフォームしていて」、外玄関を自作しようと思ったのですが、思ったようにいきません。
本で読んでも・・・。
妻が、リフォームの職人さんから使用する器具ややり方を教わりながら、進めているのですが、
私は邪魔している様な・・・。
ちょっとした道具ややり方、視点、コツ・・・を教わるだけで、作業もうんと楽になります。
しかし、素人の私から見て、建築業界って分からないですね・・・。
様々な専門職の方たちがいらっしゃって細分化されているようです
。
しかし、今回は自然住宅、健康住宅を手掛けている建築会社さんにお願いし、担当してくださった職人さんたちも全体像がわかるオールマイティな方が多かったようでとても助かりました。
振り返って、健康、病気ってとっても分かりにくいのかもしれませんネ。
やはり、病院も細分化され、専門職の先生方が多くいらっしゃいます。
全体像を診て診断したり、治療を選択したり、また患者さんと話したりするのって、とっても大変なことですが、大切なことだなぁ~と、改めて実感しました。
これからも皆様とただ健康情報を知っているだけではなくて、実践が伴うような情報提供をしていきたいと思います。
■“知っているからやっている~”・・・ネ。
次回をお楽しみに・・・。
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栃木県宇都宮市 鍼灸、カイロプラクティック、フィジカルセラピーの本格治療院
ホリス治療院発 “「知っている」から「やっている」へ~”を応援する智恵・・・
2008.4.24
No.29 今回のテーマ
▼△ 生涯医療費から健康を考える・・・鍼灸治療の現場から △▼
こんにちは。
栃木県宇都宮市のホリス治療院です。
今日も雨、昨日は暑いような日でしたが、今日は肌寒いですね。
”冷え”からぎっくり腰や寝違えを起こしている患者さんも
来院されていますので、どうぞ、ご自愛ください。
前回は、後期高齢者医療保険は単純に75歳以上の方用医療保険をそのままネーミングしちゃったセンスの悪さを書きましたが、その背景を書いていきます。
いきなりですが、質問で~す。
■日本人の平均生涯医療費はいくらでしょうか?
ただし、この医療費は健康保険を使用しているもののみです。
皆様が予防医学、メンテナンス&エイジングケアとして受診している自費診療の鍼灸治療やサプリメントは含まれません。
●日本人の平均生涯医療費は・・・なんと・・・約2,200万円!!
この金額を聞いてどう感じたでしょうか?
皆様のイメージよりも多かったでしょうか?
少なかったでしょうか?
感想は、下のコメント欄からどうぞ。
そして、この約2,200万円のうち半分、約50%は70歳以上になって必要になります。
だから・・・・
高齢者が増えれば医療費は増大するので後期高齢者医療が導入になったらしいのですが・・・・。
が・・・。
というのは、実は高齢者の医療費のうち終末期医療費の占める割合が非常に多くなります。
終末期とは、亡くなる前1年間のことです。
つまり、かなりの金額をかけて亡くなっている・・・ということです。
さて、ここで、アメリカの医療費は日本に比べて非常に高額になっています。
今回の大統領選挙でもアメリカの医療問題は大きな焦点の1つになっています。
様々なデータがありますが、
盲腸(虫垂炎)の手術費用を取り上げてみようと思います。
2000年のAIU保険会社の資料によりますと
盲腸(虫垂炎)の手術をすると
日本・・・・・37万8千円
アメリカ・・・243万円
な、なんと6倍も違います!?
その他の治療費でも日本はアメリカに比べて低額になっています。
しかも5~6倍の違いです。
ということは・・・
アメリカの平均生涯医療費はベラボーに高いと予想できます・・・
が、
実際は・・・ アメリカ人の平均生涯医療費・・・約2,600万円
日本人が約2,200万円で、アメリカは約2,600万円・・・
1回病院にかかったときの治療費は5,6倍も高いアメリカなのに・・・
生涯医療費はそんなに高くありません。
アメリカでは予防医学、メンテナンスケアが盛んに行われています。
サプリメントを使用するとことも常識です。
つまり、病気にならないように健康投資しているのです。
■日本よりもアメリカの方が元気な高齢者の方が多い!!!
というデータはたくさんあります。
先日もシニアのご夫婦がハワイで水着着て手をつないで歩いている姿を見かけ、なんて素敵なんだろう・・・と思っていました。
避けられない病気に対する医療費はかなり高いアメリカでは、各個人が健康を気遣うという習慣があるようです。
その成果は、この生涯医療費にでているのではないでしょうか?
■予防医学、メンテナンスケア、そしてエイジングケアとして
健康投資をした方が医療費は安くなる!
ということの表れかもしれません。
日本でも最近はPPK(ピンピンコロリ)という言葉が使用されるようになってきましたが、元気で長生きする!
そのためには、どう生活したらいいのか?
を真剣に考える時期にきていると思います。
■経営感覚で生きる!
と言っていますが、いつ、何を、どうやって健康投資していくのか?
がとても大切になってきているようです。
つまり、
病気になってからお金をはじめ、手間暇をかけるのか?
病気にならないように、手間暇をかけるのか?
ということですよね。
今、アメリカでは補完代替療法として鍼灸治療が注目を集めていますが、その背景には、QOL(生活の質の向上)、予防医学、メンテナンス・エイジングケアという概念が浸透している結果かもしれません。
安くて効果が高い治療が求められている時代、 元気に死んでいく。
アメリカ人の選択が鍼灸治療ということかもしれません。
次号は「一生を左右するメンテナンス&エイジングケア・・・小児鍼灸治療の現場から」をお送りします。
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2008.4.18
No.28 今回のテーマ
▼△ 後期高齢者医療保険のネーミングセンスが医療崩壊を起こす!!!・・・鍼灸治療の現場から △▼
こんにちは。
栃木県宇都宮市のホリス治療院です。
新年度が始まったと思ったら、もうすぐゴールデンウィークですね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?ゴールデンウィークの予定はたてましたか?
盛んにTVをはじめとするマスコミが後期高齢者医療制度について報道されていますね。
鍼灸治療の現場から見ていると医療についての理解程度が低いなぁ・・・。
と思います。
ホリス治療院の患者さんの方が、はるかに見識が高いのではないでしょうか。
■健康は人生においてオプションではない!
と言った人がいますが、その通りだと思います。
都心と違い栃木県宇都宮市辺りですと、“老い”というものを体験する機会が多いように思います。
おじいちゃん、おばあちゃんが近くにいらっしゃいますから・・・ネ。
マスコミもこの後期高齢者医療制度についてはいつまで取り上げるつもりでしょうか?
報道されている中でネーミングについてパッシングされています。
■後期高齢者・・・名前が悪い!・・・長寿高齢者保険にしよう♪
後期高齢者保険・・・
確かにネーミングが悪いですが、実はこの発想自体が近年の医療不信、医療崩壊のミソだと思います。
というのも後期高齢者というのは専門用語なんです。
専門的には65歳以上になると高齢者と区分され、
65~74歳までを前期高齢者、
75歳以上を後期高齢者
と呼びます。
通訳すると
後期高齢者医療保険は、75歳以上の方用保険・・・
というだけなんですね。
その専門用語をそのまま使用してしまったのがこのネーミングなんです。
(確かにセンス悪いと思いますが・・・)
私たちは医療という専門分野にいます。
そうしますと当り前の言い回し(専門用語)が一般的な用語イメージと違う場合があり、患者さんにはよく分からないことが多くあります。
よく分からない言葉に関して勝手にイメージして、楽観したり、悲観したり・・・
そして人間は分からないことは恐怖に感じますから、恐れます。
分からないことを分からないまま考えたり、進行(病気や治療が進む)したりしますから、非常に疲れます。
ご家族に手術を経験されたことがある方はよくわかると思います。
治療の結果が良かった時は皆ハッピーなのですが、全部が全部ハッピーとは限りません。
医療の場合、アンハッピーな場合は亡くなるというケースも必ずあります。
患者さん側がイメージしているハッピーな結果ではなく、アンハッピーな結果となります。
このギャップが問題になります。
しかし、医療者側はアンハッピーになるリスクを医療専門用語で説明して、インフォームドコンセント(説明と同意)が済んだと思っていたりします。
このギャップが、医療不信・・・の根っこにあると思います。
:*.☆。o:☆';*。:*.☆。:*.☆。o:☆;*o:☆.;':*.☆。o:☆';*。☆。;
では、なぜ医療専門用語を一般的な言葉に置き換えないのでしょうか?
基本的な医学知識、バックブランドがないと分かりにくいという分野の1つが医療だと思います。
基本的な医学知識、バックグラウンドを持たない患者さん側に分かりやすい言葉を使用すると誤解や、間違った言い方になってしまうことがあります。
これは、鍼灸専門用語でも同じです。
鍼灸専門用語をそのまま使うと非常に怪しく、古めかしくなってしまう場合もありますし、西洋医学的な用語に置き換えると概念が変わってしまうこともよくあります。
しかし、諦めないで分かりやすい言葉で説明する努力は必要だと思います。
ホリス治療院でもたくさんの医療相談をお受けしますが、
・この患者さんのイメージと医療者側のイメージを埋めること
・医療専門用語を分かりやすく説明すること
は精進しているつもりです。
このブログも専門的な医療と患者さんが望む健康的で充実した人生を送るための「つなぎ」になるように書いています。
どんなことでも結構ですので、皆様のお声をお聞かせ下さいネ。
さて、もう一つ、なぜ後期高齢者医療制度は必要か?
それは、高齢者が増えると医療費が増える!という誤解があるから・・・。
詳細は、次号「生涯医療費から健康を考える・・・鍼灸治療の現場から」で
次号をお楽しみに。
★ホリス治療院の患者さんへ
ホリス治療院にご来院したことのなる患者さん向けに不定期通信をお送りしようと考えています。
患者さんの中で、タイムリーな情報をご希望の方はお申し付け下さい。
⇒info@holis-net.com(件名に不定期通信希望と書いて頂けるとうれしいです)
皆様が、健康で充実した人生をお送りできるよう、よりきめ細やかな情報提供をしていきたいと考えていますので、これからもどうぞよろしくお願い致します。
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2008.4.11
No.27 今回のテーマ
▼△ 花粉症に鍼灸治療 その2 △▼
こんにちは。
栃木県宇都宮市のホリス治療院です。
もう今年も4月、新年度が始まっていますね。
昨年度も受験生(中学、高校、大学受験)の患者さんがたくさんいらしていました。
受験って最初のトライ・・・だと思いますが、体調管理をしながら、目標達成する習慣は素敵だと思います。
ホリス治療院の患者さん(受験生)の皆様全員無事に第1次志望校に合格したようです。
合格のお知らせを頂き私事のようにうれしかったで~す。
オメデトウ!
もう新生活が始まっているでしょうかネ。
新年度ということで、ホリス治療院のホームページをブラッシュアップしました。
皆様にお伝えしたい内容がたくさんありすぎて、(文章がちょっと多いかな・・?)わかりにくい面もあったと思いますが、今回整理しなおしてみました。
お時間を作って覗いてみてくださいね。
さて、花粉症に鍼灸治療 その2ということで、スギ花粉飛来真っ最中~ということで始まりデース。
スギ花粉症の方は、スギ花粉がアレルゲンなんですよね。
「なに今更?」
って思いましたか?
「スギ花粉が原因で、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目がかゆくって・・・、
スギさえなければ・・・。」
って考えていませんか?
確かに間違いじゃないんですが、正解でもないんですよね。
もう一度・・・ スギ花粉はアレルゲン・・・
つまり、アレルギー誘発物質なんです。
■ 病気にも因果がある
因果・・・、
つまり原因と結果なんですが、病気という結果にはかならず原因があります。
その原因を鍼灸治療(東洋医学)では、外因、内因、不内外因にあるとします。
外因としてスギ花粉があるとも言えるでしょうが、あくまでも誘発物質・・・
きっかけなんですね。
もしも、日本中のスギ林を伐採したとしても、スギに代わる誘発物質が現れるだけなんです。
体内環境がアレルギーを引き起こしやすい、免疫バランスになっている状態を変える必要があります。
この免疫バランスを改善、調整する必要があるのです。
アレルギー性疾患の西洋薬は症状を抑え込むのには有効な場合もありますが、眠くなったりする副作用が問題になります。
また、数字上上がってこない身体的な副作用もあります。
※実は、一般的に言われている副作用って好ましくない作用ってことなんですけどね・・・。
※本当の副作用は個々人によって出るまちまちな好ましくない反応だと思います・・・。
※これって数字に上がってこないんですけど、身体にはダメージが多いんです。
そこで、スギ花粉症(アレルギー性疾患)の因果の因である身体内を調整するような治療をお勧めしています。
■ 症状を改善するだけでなくその因果の因である身体内調整が必要
その身体内調整を得意とするのが、私たちのFT鍼灸治療です。
では、FT鍼灸では何を治療しているのでしょうか?
経絡を整えているのです。
経絡って何でしょうか?
この回答には困ってしまう部分があります。
つまり、目に見えない働きだからです。
間中善雄医学博士が提唱してた「原始信号系」というのが、一番腑に落ちています・・・今のところ・・・。
本来、東洋医学は、2つの車輪がそろっていました。
・内治=内服する薬草(漢方薬)で整える方法
・外治=外側から(つまり皮膚)から、ある種の信号を送り、整える方法
です。
現代では、法律上、分業されてしまい両輪をともに動かす医療ではなくなっている現状ですが、身体にあったハーブサプリメントやお茶の類を、全身くまなく行き届かせる役目も果たす、外治としてのFT鍼灸治療は、身体の内の調整に欠かせない1つの輪車となっています。
はりを施す・・・
お灸をすえる・・・
ということが目的ではなく、手段である!
ということが明確になりますと、たくさんの可能性が見えてきます。
FT(フィンガーテスト)を使用し、
人間の“身体からの声”をキャッチし、
解析をしていく中で、
目に見えない“経絡”、“ツボ”というものが様々な媒体に反応し、
自らが治るためのきっかけとして、受け入れていることを体感しています。
ホリス治療院の患者さんには0歳児のお子様からいらっしゃいますが、0歳児やじっとしていられない幼稚園生等などは、はりを施さずに、特殊なコードを結ぶことにより、経絡を調整していきます。
もちろんはりを施した方がシャープに効きますが、不便を感じたことはありません。
ちょっと脱線しましたが、まとめていきます。
■ スギ花粉症はスギが悪者ではなく、身体内調整をするよいチャ~ンス!!
と捉える方がより健康的な生活を送ることができるように思います。
今年、はじめて発症した方・・・
オメデトウ。
ある意味、免疫が働いている証拠ですよ。
もう少しで、スギ花粉症の季節が過ぎます。あとひと踏ん張りですね。
どうぞ、ご自愛ください。
■編集後記
やっとやっとホームページのブラッシュアップが終わりました。
感想やご質問をどんどん下さいね。
★ホリス治療院の患者さんへ
ホリス治療院にご来院したことのなる患者さん向けに不定期通信をお送りしようと考えています。
患者さんの中で、タイムリーな情報をご希望の方はお申し付け下さい。
⇒info@holis-net.com(件名に不定期通信希望と書いて頂けるとうれしいです)
皆様が、健康で充実した人生をお送りできるよう、よりきめ細やかな情報提供をしていきたいと考えていますので、これからもどうぞよろしくお願い致します。
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2008.2.1
No.26 今回のテーマ
▼△ 花粉症に鍼灸治療?! △▼
こんにちは。栃木県宇都宮市のホリス治療院です。
ちょっとご無沙汰しました。
心配やお叱りをたくさんの方から頂きまして、楽しみにしてくださっている方がいらっしゃることに感謝しています。
栃木県では、インフルエンザで学級閉鎖等々もたくさんでているようですが、皆様はいかがでしょうか?
さて、今回のテーマは、花粉症と鍼灸治療についてです。
今年のスギ花粉は昨年の2~3倍という予想のようです。
皆様、対策はお考えでしょうか?
花粉症を代表とするアレルギーは、地球環境維持装置病と呼んでいますが、私たちの生活習慣を見直す良いチャンスだと思います。
ただし、症状で苦しんでいる方からは、
「そんな呑気なこと言って!!! この苦しみが分からないのか?!」
とお叱りを受けそうですが・・・。
しかし、生活習慣を見直すことによって、花粉症が大きな病気を予防することにつながるかもしれませので、もう一度、見直しましょう。
■花粉症に鍼灸治療!!!
というと・・・
「???」
という方もいらっしゃるでしょうか?
実は、大変得意な分野なんです。
鍼灸治療は、頭痛、肩こりや腰痛などの各種痛みに対しての有効性は認知度が大きいかもしれませんが、内科的な病気にもものすごい効果を発揮します。
もともと、鍼灸治療は、病気全般を扱っていたわけですから・・・。
花粉症に効くツボ!!! があるんでしょうか?
人間が病気になる・・・この場合、花粉症ですが、身体のホメオスタシス(生体維持機能)が混乱した状態になっているということだと考えます。
西洋医学的な考え方では、スギ花粉に対しての防御(免疫)反応が異常亢進している状態が花粉症と言えます。
その異常亢進を引き起こす指令も、異常亢進を抑える指令も同じ身体が出します。
その防御(免疫)反応を適度に調整ができるようにすることができれば、花粉症の症状で苦しむことはなくなるはずです。
ホリス治療院では、人間がもつある種の原始信号を与えるような鍼灸治療により、ホメオスタシス(生体維持機能)が混乱している状態をひも解くように、平常化するように導くようにしています。
■「病気や不快症状は身体と宇宙からのメッセージ・・・」
防御(免疫)反応を平常化させようとしても、身体からのメッセージに耳を傾けなければ、身体からの声は、大きくなり、様々な症状や重い病気が近づいてくる・・・
とも言えそうです。
日々繰り返している生活習慣や心もちを見直してメッセージを聞いてみましょう!!
■予防医学3原則
その1・・・入れない!
その2・・・出す!
その3・・・入れる!
まずは、自分ですぐにアプローチできるもの・・・食事や身の回りの製品から身体に好ましくない物質を遠ざけて、代わりの者を見つけてみましょう!!
「どうなりたいのか?」
を考え始めると、自分の中に『見えないアンテナ』がたって、案外身近な所から情報がくるかもしれません・・・ネ。
スギ花粉を“敵”と見ない!ことで、解決法を探りたいものです。
関東地方は2月下旬からスギ花粉が大量に流れてくる予想のようですので、約1か月前です!!
健やかな春につながるように、どうぞご自愛ください。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
■栃木県宇都宮市 鍼灸カイロプラクティック院長の編集後記
我が家の愛犬(黒ラブラドール)が去勢手術をしました。
手術の1週間前からデトックスプログラムを組み万全の態勢で臨んでいます 。
なぜなら、手術のダメージもそうですが、全身麻酔という身体に負担をかけてしまうからです。
そんな中で、患者さんが全身麻酔をして胃の内視鏡を受けたという話を聞きました。
気が付いてみたら、注射の後、記憶がなかった・・・とおっしゃっていましたから、十分な説明もなかったのでしょう・・・?!
ちなみに、その病院は、「痛くない」「苦しくない」と繁盛店!?だそうですよ。
西洋医学的には、全身麻酔で、その場の異常がなければそれでよし!!となってしまうのですが、その後の身体のダメージを考えて、麻酔の前後にデトックス&回復プログラムを組むというのは全く考慮されないようです。
まだまだ、生存の欲求的な医療だなぁ~と考えてしまいました。
もちろん、麻酔が悪いわけではありません。
必要な場合もあり、恩恵もあります。
しかし、その身体に好ましくない物質を使用するわけですから、ダメージケアが必要だと思います。
これからは、ますます医療の選択の幅が広がる!!ように思います。
生存の欲求的な医療で満足するのか・・・
自分のポテンシャルを上げるような医療を受けるのか!?
健康のIQとEQが必要な時代ですね。
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2007.12.11
No.25 今回のテーマ
▼△ 風邪やインフルエンザで、鍼灸治療?! △▼
こんにちは(^^)栃木県宇都宮市のホリス治療院です。
インフルエンザが大流行の兆し・・・等々のニュースが出ています。
早くも学級閉鎖した学校、地方もあるようです。
風邪予防のための患者さんがたくさん来院される時期になりました。
例年、インフルエンザでは、ワクチン接種やタミフル等々の質問をかなり受けます。
インフルエンザワクチンの予防接種で重篤な副作用が報告されていて、危惧する医療関係者は多いようです。
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ある医療関係者の先生とお話をさせていただいた時の会話
金井「A先生は、インフルエンザワクチンは予防に効果あると信じていますか?」
A先生「信じていませんよ。ただし、ワクチンを否定して、患者さんがインフルエンザに感染すると責められるので、黙っていますけどね」
金井「・・・」
これって信頼関係ができているので、本当のことをおっしゃって頂いたと思います。
※ちなみにA先生は、インフルエンザワクチンをしていません。
ある程度、常識と見識のある先生方は同じような意見なのかもしれません。
ちなみにインフルエンザワクチン市場は2006年におよそ22億米ドル規模・・・
一大産業です。
日本でも
■04年度のインフルエンザワクチンのメーカー出荷額は約171億円
しかも、自費治療のため3~8,000円くらいの料金の幅があるようです。
※一回分のワクチン製造原価は350円くらい、医療機関への卸価格は平均1,000円くらいが相場だそうです。
ワクチンに関する同省の検討会(座長=神谷斉・国立病院機構三重病院名誉院長)より公開。
■インフルエンザワクチンのメーカー出荷額の2倍が医療機関に入るとすると約342億円
ワクチンには、水銀(チメロサール)等々の重篤な問題もありますので、価値ある情報の中から選択することをお勧めします。
■ウイルスに負けない免疫力強化がカギ!
生活習慣を見直して、免疫力を強化するようにすることが最善のように思います。
では、免疫力を強化するためには、どうするか?
⇒「まとめ」ホリス治療院の考える“健康”予防医学3原則 を参考に!
■予防医学3原則
① 入れない
② 出す
③ 入れる
また、半身浴等々をして、身体を冷えから守りましょう!
もちろん、手洗い、うがい等々は、必須ですけどね。
では、インフルエンザや風邪に罹ってしまったら・・・
※インフルエンザも風邪もウイルス感染症です。
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■子供にとって風邪は、最高の免疫力強化練習!!
身体は有害なウイルスに感染すると防御システムが働きます。
それが、免疫なんですが、その免疫を鍛えるためにもウイルス退治を身体に覚えさせましょう。
特に、子供の場合は、とても大切なことだと思います。
最近の傾向として、
熱がでると解熱剤・・・
咳がでると咳止め・・・
下痢をすると下痢止め・・・
等々の症状を抑える対症療法的なお薬にすぐ頼ってしまうことが多いように思います。
特別は基礎疾患がない限り、対症療法的な治療は、健康的な身体つくりの妨げになります。
上記の症状も大切な免疫反応です。
熱⇒ウイルスは熱に弱いので、熱で退治しようとしています
咳⇒ウイルスを体外に出すため・・・
下痢⇒有害なものを早く体外に排泄するため・・・・
つまり、身体は戦っているのです。
対症療法的な治療は、戦っている兵士に向かって、後ろから攻撃するようなものです。
もう一度、子供にとって風邪はウイルスとの戦い方を教える絶好のチャンスです。
そして、熱が出た後は、ちゃんと平熱へと下げるサーモスタッドのような体温調節機能も働かなければなりません。
しかし、安易に解熱剤で熱を下げてしまうと体温調節をする機会を失ってしまいます。
子どもにとっては、どんどん生きていき力を覚えていけるようなサポートが必要です。
もちろん、成人でも大切な免疫力をブラッシュアップする意味でも安易な対照的療法は避けるべきでしょうね。
特に、日々の臨床で危惧するのは、抗生物質の使い方です。
抗生物質は細菌に効果的な薬です。
ウイルス感染である風邪に抗生物質は意味がありません。
ウイルス感染後の細菌感染症の予防的効果を言う人もいますが、先日こんなレポートがでました。
Protective effect of antibiotics against serious complications of common respiratory tract infections: retrospective cohort study with the UK General Practice Research Database
というコホート研究報告です。ロンドン大学のIrene Petersen氏らの報告です。
詳細は、BMJ:http://www.bmj.com/cgi/content/abstract/bmj.39345.405243.BEv1
抗生物質については、
No.2 ★薬剤耐性菌~薬が効かない!鍼灸カイロプラクティック治療徒然に~
も参考にしてくださいね。
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■栃木県宇都宮市 鍼灸カイロプラクティック院長の編集後記
インフルエンザ、風邪について書きましたが、子供が熱でウンウン唸っているのを聞いていると親としてはつらいですよね。
ちょっと前に、生まれて初めて風邪をひいたお子さん(生後10カ月)が来院されました。
そこで、とても貴重な体験をしました。
鍼灸医学(東洋医学)では、風邪は、傷寒というのですが、
黄帝内経太素によれば、典型的傷寒は、1日目が巨陽、2日目が陽明、3日目が少陽というのが規則通りに進むとあります。
私たちは、たくさんの不節制のためなかなか教科書的にいかないものですが、生後10か月目ということもあってか、この典型的な流れをFT鍼灸診断で確認ができました。
鍼灸医学(東洋医学)の古典のすごさ、体系的にまとめられていることの驚きを味わうことができた例に遭遇し、ますますFT鍼灸の奥深さに心新たにしました。
今年の冬はとても寒くなりそうですね。
どうぞ、皆様ご自愛くださいマセ。
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みなさんの意見を、このメルマガ誌上でたくさん紹介したいと思います。
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併用したホリスティック医療で皆様の健康を推進する栃木県宇都宮市にある治療院です。
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ホリス治療院発 “「知っている」から「やっている」へ~”を応援する智恵・・・
2007.11.13
No.24 今回のテーマ
▼△ 健康投資・・・あなたの健康法は正しい?! △▼
こんにちは(^^)栃木県宇都宮市のホリス治療院です。
立冬も過ぎ、本格的な冬になりつつありますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
さて、今回のテーマは健康投資・・・あなたの健康法は正しい?!なんですが、
こんなニュースが入ってきました。
■□───────────────────────────────── □■
□■「混合診療」禁止は違法、東京地裁が国側敗訴の判決
健康保険が使える診療(保険診療)と保険外の診療(自由診療)を併用する「混合診療」を受けた場合、保険診療分も含めて全額患者負担になるのは不当だとして、神奈川県内のがん患者が国を相手取り、保険を受ける権利があることの確認を求めた訴訟の判決が7日、東京地裁であった。
定塚誠裁判長は、混合診療を原則禁止している国の政策について、「混合診療を禁止する法的な根拠はない」と述べ、原告に保険の受給権があることを認め、国側敗訴の判決を言い渡した。
日本の健康保険制度の前提となってきた「混合診療の原則禁止」という考え方を違法とした初めての司法判断で、厚生労働省は今後、混合診療のあり方について、抜本的な議論を迫られそうだ。
訴えていたのは、神奈川県藤沢市の団体職員、清郷(きよさと)伸人さん(60)。
判決などによると、清郷さんは腎臓がんの治療のため、同県内の病院で2001年9月から、保険診療のインターフェロン療法と、自由診療の「活性化自己リンパ球移入療法」と呼ばれる治療法を併用していたが、05年10月、病院から「混合診療にあたるので続けられない」と告げられ、併用できなくなった。
訴訟では、混合診療の原則禁止という国の政策に法的な根拠があるかどうかが最大の争点となった。
国側は「健康保険法で保険の適用が認められているのは、国が安全性や有効性を確認した医療行為。自由診療と組み合わせた診療は保険診療とは見なせない」などと主張。
これに対し、判決は「保険を適用するかどうかは個別の診療行為ごとに判断すべきで、自由診療と併用したからといって本来保険が使える診療の分まで自己負担になるという解釈はできない」と、国の法解釈の誤りを指摘し、混合診療禁止に法的根拠はないとした。
また、国側は、混合診療ができるケースを健康保険法が例外的に定めていることから、「例外以外は禁止できる」と主張したが、判決は「法律などには、例外以外の混合診療がすべて保険の対象から排除されると解釈できる条項はない」とし、原告には保険を受ける権利があると結論づけた。
ただ、判決は「法解釈の問題と、混合診療全体のあり方の問題とは次元の異なる問題」とも述べ、混合診療の全面解禁の是非については踏み込まなかった。
(2007年11月7日23時55分 読売新聞)(YOMIURI ONLINEより抜粋)
└----…---…---…---…---…---…---…---…---…---…---…-…---…---…
日本の医療には、保険診療と自由(自費)診療の2種類があります。
ホリス治療院は、自由(自費)診療で施術しております。
ホリス治療院のメンテナンス意識の高い患者さんは、健康保険も納め、その上で、鍼灸医学(東洋医学)を自由診療で受けていらっしゃいます。
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健康保険を使用しない理由は様々あるんですが、大きな理由をご紹介しますと、
1.考えられる最高の技術、鍼灸治療を提供したい
来院された方にとって、より良い形で技術提供をしたいと思っていること。
2.予防医学として、アンチエイジングとして、皇帝医学としての鍼灸治療を提供したい
東洋の日常に昔から馴染んできた、予防的で若々しく過ごせるための皇帝医学をエッセンスとしてもご提供したいと思っていること。
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1.考えられる最高の技術、鍼灸治療を提供したい
来院される方のニーズは、多種多様です・・・。
とても重い病気を抱えている方から、急性の痛みの方、不定愁訴と、
そしてメンテナンスの方などなど・・・。
その方達は、なぜ来院されるのか!?
その方達は、何を求めているのか!?
を今までお聞きした中でまとめてみますと・・・
とにかく少しでも楽になりたい!!
ということと、もう1つ・・・
どうしたら、今のような事態になる前に防げるのか?が知りたい
という欲求がおありのようです。
よく考えれば当然のことで、因果をひも解いて、今後に活かしたい・・・と思う方が、自費で投資して来院されるのですヨネ・・・ 。
ですから、逆を言えば、身体のパーツを見て、マニュアルに沿った処置で、楽になりたい方や場合に合ったサービスは、健康保険診療になるのです。
自費診療をされている先生方にお聞きしますと、健康保険上で行うのは、制約が多くてやりにくい・・・ということをおっしゃいます。
というのも、鍼灸医学(東洋医学)の特性として、病気を全人的な観点から観ることにあります。
数日前から風邪気味で、のどの調子が悪いが、熱もないしそのまま、仕事へ。
昼間、咳ばらいをしたら、ぎっくり腰(寝違え)になってしまった。
結構よくある症例なんですが、西洋医学的にはぎっくり腰(寝違え)は、整形外科の範疇になるでしょうから、整形外科を受診し、レントゲン検査等々を行い、骨の異常が見られなければ、湿布と安静、痛み止め程度の処置になるのではないでしょうか?
さて、鍼灸医学(東洋医学)をまじめにやっている先生方は、いきなり痛い腰(痛い首)だけを診て診断・治療することはありません。
風邪(鍼灸医学的には、カゼではなくフウジャと呼びますが)が、ぎっくり腰(寝違え)を誘引したと考えます。
特に、FT(エフティ)鍼灸では、問診(クライアント・患者さんから聞く)だけでなく、身体からの微小反応を診ますので、頭で理論を立てることに加え、クライアント・患者さんの身体からの反応をよみとります。
その結果、風邪から筋の硬縮を起こし、ぎっくり腰(寝違え)になったのか? 他の影響なのかを判断し、鍼灸治療を行います。
つまり、腰が痛いから腰だけが悪いのではない可能性があるということです。
■ぎっくり腰(寝違え)も身体全体から観る必要がある!!
ということになるのです。
健康保険では、部位に対しての診療報酬となりますので、
腰を診ていくら?
肩を診ていくら?
となっていきます。
逆に、整形外科の医師が、風邪薬と湿布が必要!と処方すれば、現場が混乱しますし、薬代や薬の量も増えてしまいます。悲しいですね・・・
鍼灸治療をまともにやっている先生なら、こんな患者さんには、絶対に湿布など出しませんが・・・
鍼灸医学(東洋医学)ですと、風邪とぎっくり腰(寝違え)を同時に調整してしまう技術があるので、結果、身体がスッキリするんですね。
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2.予防医学として、アンチエイジングとして、皇帝医学としての鍼灸治療を提供したい
突然ですが、
チャングムの誓いという韓国ドラマはとても人気があるんですネ!?
実は友人から紹介されて、レンタルビデオで見たんですが、面白かったですね。 特に後半のチャングム(主人公)が、女医さんを目指すところや診療するところは・・・。
(ウワッ、あ~んなに太い鍼だぁ~~~!!)
このチャングムの誓いにもありますが、鍼灸医学(東洋医学)が盛んに行われていた時代は、皇帝や貴族のための皇帝医学が鍼灸医学(東洋医学)だったのです。
つまり、
皇帝が病気になったら治療する・・・
だけではなく、
いかに皇帝を病気にしないか!?
そして、
皇帝をいかに元気に長生きさせることができるか!?
日々研鑽されていた時代です。
現在、西洋医学的にアンチエイジングという言葉が使われて、認知度も高くなっていますが、鍼灸医学(東洋医学)事態が、アンチエイジングを研究・実践していたことが安易に想像できます。
私たちも元気に長生きすることができるように・・・
鍼灸医学(東洋医学)の恩恵を技術提供し、皆様と分かち合いたい・・
と思って、日々精進しています。
が、健康保険上では、病気予防を行うことはできないともう一度再確認しましょう。
病気の診断がついていないのは、治療しても保険請求できませんので・・
今、やっと日本でも抗加齢学会が発足し、より健康になるための医療について動き出したようです。
その中で、予防医学として歴史の長い、ハーブや鍼灸医学(東洋医学)やインド医学などを補完代替医療(CAM)として、とりあえず受け入れようとしているようです。
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とある面白いアメリカ人が、医師の元に健康診断に行った元気な老人の話をしてくれました。
さまざまな最先端の検査をした結果、健診した医師と老人の会話・・・
医師:「私の患者の中で一番元気です! あなたには病気はありません!」
と言いました。
まず・・・ 病人でもない人に対して
「患者・・・」(患っている人・・・)
という言葉を使っていることにご注目
医師:「私の患者の中で一番元気です!あなたには病気はありません!」
老人:「そんなこと、わかっているワイ!! ワシは、もっと元気になるために健診にきとるんじゃい!!!」
医師:「・・・」
と・・・チャンチャン
健康保険に頼らず、自由診療を選択している健康投資が上手な方たちが多く集まってくださっていますので、非常に楽しく鍼灸治療をさせて頂きながら、さまざまなお話をさせて頂いております。
健康投資・・・という言葉を使いましたが、予防医学、アンチエイジング的な医療行為は、健康投資ということになると思います。
投資ですから、リスクとリターンがあります。
低リスクで高リターンになるようにホリス治療院では日々精進しております。
情報提供もクライアントさんの健康投資のお手伝いになるように整理してお伝えするように心がけています。
このホームページやメールマガジンもその一環と考えていますので、皆様の健康方法に対する質問等々がありましたら、どんどんご質問、お問い合わせくださいネ。
実は、鍼灸は鍼師、灸師の国家資格保持者でないと開業、施術ができません。
また、マッサージもあんま・指圧・マッサージ師の国家資格が必要となります。
もちろん、巷でアロママッサージ等々のチラシが看板を見かけますが・・・、
もしも、マッサージをあんま・指圧・マッサージ師の資格を持っていない方が行っていた場合は、非合法となりますので、ご注意をしてください。
また話がそれてしまいましたが、このように国家資格者である鍼師、灸師が行う鍼灸治療が保険適用にならない理由は、明確な法的明記がなく、厚労省の法解釈のようです。
実にあいまいな健康保険の運用なんですが、なあなあできているようです。
詳細は、述べませんが、私たち健康保険を支払っているユーザー側も注意深く健康保険行政をみる必要がありそうです。
ちなみに、厚労省の健康保険行政では、鍼灸治療は、虐げられていますが、国税庁の税制上解釈では、しっかり、医療とみなし、医療費控除の対象となります。
→国税庁のホームページを参照
※ホリス治療院では毎回領収証をお渡ししていますので、保管管理してくださいネ。
また、少子高齢化に向けて、健康保険を切り詰める必要がありますから、どんどん健康保険の適用範囲は小さくなる可能性が大きいですよね。
風邪等々は、保険適用を外そうとか・・・。
病気なったら、莫大な費用がかかるようになるかもしれません。
ますます、私たちは自分の身体のことをよく知った上で、上手に健康投資をしていくことが求められそうです。
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■栃木県宇都宮市 鍼灸カイロプラクティック院長の編集後記
健康投資について、今回は、取り上げましたが、今、C型肝炎の問題もニュースになっています。
厚労省の無策ぶりが非難を受けていますが、当然だと思います。
しかし、医師会等々は、何もコメントをしませんが、アメリカで非加熱製剤フィブリノゲンの危険性が示唆され、回収されても、何もアクションを起こしていない、医師会の対応もどうなんでしょうか?
厚労省も医療のスペシャリストであるべきですが、医師会は医療のスペシャリストではないのかしら?
私たちホリス治療院も医療の一端を担うものとして自戒を込めて日々勉強だなぁ・・・と思っています。
ちょっと難しいぼやきになってしまいましたが・・・どうぞ、皆さまご自愛ください。
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栃木県宇都宮市 鍼灸、カイロプラクティック、フィジカルセラピーの本格治療院
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2007.11.2
No.23 今回のテーマ
▼△ 電磁波障害とは・鍼灸カイロプラクティック治療の現場から △▼
こんにちは(^^)栃木県宇都宮市のホリス治療院です。
ついに11月に入りました。
朝晩が急に冷え込むようになってきたためか、風邪が流行っている宇都宮ですが、皆様いかがでしょうか?
さて、今回のテーマは、電磁波障害です。
というのもやっと・・・というニュースが流れてきました。
今回の保安院の基準値設定には期待をあまりしていないのですが・・・。
電磁波:WHO見解に基づき規制値設定へ…保安院
送電線や変電所などから出る電磁波について、経済産業省原子力安全・保安院は、健康への影響を指摘した世界保健機関(WHO)の見解に基づき、規制値を設定する方針を決めた。同省の作業部会で近く、規制に関する報告書をまとめ、来年には電気事業法の技術基準を改正する。(毎日新聞HPより抜粋)
電磁波に関しても賛否両論があり、患者さんサイドでは情報が錯そうしていることの1つかもしれませんね。
しかし、WHO(世界保健機構)の見解では、2001年に行った疫学調査で、送電線などから発生する低周波磁場には「ヒトに対して発がん性がある可能性がある」と分類しています。
■IARC(国際がん研究機関)による発がん性分類
分類 | 分類事例 |
---|---|
グループ1:発がん性がある | アスベスト、たばこ、アルコール飲料、ダイオキシン、太陽光 |
グループ2A:おそらく発がん性がある | ホルムアルデヒド、紫外線、クレオソート(木材の防腐剤) |
グループ2B:発がん性があるかもしれない | コーヒー、漬物、わらび、ガソリン、超低周波磁界 |
※WHO(http://www.who.int/docstore/peh-emf/publications/facts_press/fact_japanese.htm)より抜粋
また、科学的研究報告は、電気機器から放射される電磁界に曝露されることで、がん、不妊、記憶喪失、行動異常、小児の発育不全といった健康影響をもたらす可能性があると指摘してます。
ホリス治療院での臨床経験では、有害電磁波は、ガンをはじめ頭痛、肩こり、目の疲れ、全身倦怠感、様々な痛みや不快な症状に関係しているようです。
電磁波だけが原因ではなく、環境ホルモンや添加物等々の有害化学物質(経皮毒を含む)と複合汚染された結果病気や不快症状の大きな要因、遠因となっているようです。
具体的に強い有害電磁波を出すものは電子レンジ、ヘアドライヤー、電気カミソリ、電気掃除機などがあります。普通に日常で使用しているものです。
特に近年では、携帯電話を肌身離さず持ち歩くようになっています。
この携帯電話は、小学生から必需品となりますよね。
また、パソコン等々も非常に多くの電磁波を浴びることになってしまいます。
この電磁波が怖いので、電磁波を浴びないように電気機器も携帯電話も使用しない生活をしましょうか?
これでは、現代の生活ができないかもしれませんね。
だって、子供の学校の連絡網も携帯メールで行われる時代ですから・・・。
では、有害電磁波は仕方がないのでしょうか???
手放しで諦めるのではなく、工夫が求められている時代だと思います。
■使用していない電化製品のコンセントを抜く
■テレビは主電源で消す(できればコンセントを抜く)※特に寝室にあるテレビは要チェック!
■電気カミソリは使用しない
■電子レンジは使用しない
(※電磁波だけの理由ではなく、食品に与える影響も考慮して使用しない)
等々は、すぐに実行できる自衛手段から始めましょう。
しかし、自衛手段にも限界があります。 日本全国電磁波だらけ・・・。
そこで、私は自衛手段として、電磁波干渉器を使用しています。
この電磁波干渉器は、ホリス治療院の所属している国際色彩診断治療研究会で作成しているものです。
とても小さく、直径約5mmの円柱形で、約2cmの長さのものです。 ブレスレットやネックレスにして身につけていることができてとても評判が良いです。
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■栃木県宇都宮市 鍼灸カイロプラクティック院長の編集後記
今年も残りわずかとなってきた感じがします。
皆様にとって健康で充実した1年になっていますでしょうか?
12月に入ってしまうと忘年会等々で不規則、不摂生が続きやすいですから、この11月に身体のお手入れをしちゃいましょう。
半身浴でゆっくりリラックス、そしてストレッチ等々で身体をほぐしていきましょう。
そして、食事・・・
我が家の愛犬黒ラブの誠一郎君も月に1度は、食事抜きの時があります。
私たち人間も月に1度や2度は、1食くらい抜いて、胃を空っぽにし、消化器にかかる負担を減らしましょう。
特に、12月は、ケーキや不規則な食事になりがちですから、この11月に消化器を休めておくことはとても大切だと思います。
この年末の消化器への負担が来春の花粉症の程度を決めるかもしれません・・・。
どうぞ、ご自愛くださいませ。
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ホリス治療院発 “「知っている」から「やっている」へ~”を応援する智恵・・・
2007.10.6
No.22 今回のテーマ
▼△ 健康診断・・・人間ドック!血液ドック!!! △▼
こんにちは(^^)
栃木県宇都宮市のホリス治療院です。
今週は、急激に寒い日があったりして、かぜを引かれた患者さんが多かったです。
宇都宮市では、昼間と朝晩の寒暖の差が激しい土地柄ですので、この季節の変わり目はぎっくり腰や寝違えなどの急性の痛みの方が多くなります。
冷やさないように注意しましょうね。
また、今年の猛暑の疲れと重なって、かぜから喘息を悪化されている患者さんも多くなってきました。
夏の疲れを取るように、食事や就寝時間など調整していきましょう。
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さて、前回「ガン(悪性腫瘍)に鍼灸治療?! 補完代替医療レポート」を紹介しました。
ガン(悪性腫瘍)という病気を発症してから対処すると例え、命が助かっても莫大な犠牲(肉体的、精神的、経済的、時間的・・・etc)を払わなくてはなりません。
闘病という言葉通り、かなり壮絶なものがあります。
実は、ガン(悪性腫瘍)が西洋医学的に診断できるまでには、細胞がガン化し始めてから7~8年が経過していると言われています。
つまり、ガンが発見される7~8年前からガン細胞の増殖は始まっているのです。
汚染された空気や水、紫外線や有害化学物質と正常細胞がガン化する原因が氾濫しているのが現状です。
特に経皮毒は知られていないだけに怖い。
私たちの約70%は、ガン、心臓病、脳血管障害で死亡しています。
その3大疾患を予防することが求められていますが、ガンに関する研究も治療方法にばかり目がいきがちで、予防方法を研究するのは二の次になっています。
私たちは、ガンになってから治療するのではなく、予防するほうがはるかに建設的だと思うのですが・・・。
さて、そんな中で、ドクターからよく病気には、「早期発見、早期治療」が必要だ!
と言われますが、器質的変化が起こってからはじめて病気を認識する西洋医学では遅いような気がしますが、それでも早期発見は大切です。
私たちの健康を守るためには以下がとてもポイントになると思います。
詳細は、ホリス治療院ホームページ「これからの治療について」を参照してください。
1.検査をうまく活用し、継続的なエビデンスデータを取る
2.検査の数字だけでなく感覚を大切にする
3.自分にできること、介助が必要なこと
4.スポーツ選手ではないがスポーツ選手
今回は、
1.検査をうまく活用し、継続的なエビデンスデータを取る
に必要な健康診断についてです。
■人間ドックを1年に1回は行いましょう!
ということは誰しもわかっていると思います。
しかし、遠のいてしまう・・・それは、苦痛な検査が多すぎることが大きな原因だと思います。
そんな苦痛な検査に耐えてもこんなケースをよく聞きます。
また、血液検査は、基本的な数項目だけ。
あとは、肺のレントゲンや胃の内視鏡等々の各種検査があります。
※一般的な40歳以上の検診項目は、問診、身体計測、理学的検査(医師診察)、血圧測定、検尿、血液検査(総コレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪、GOT、GPT、γ¬−GTP、血糖、クレアチニン、尿酸)
血液検査が数項目では、検査を受けている人を分析するには不十分だと思うんです。
例えば、赤血球数が基準値内であっても老化しているような働きの鈍い赤血球がたくさんあったり、動脈硬化でくっついて十分な機能をもっていなかったりしても、数だけしか見ていませんので、正常になってしまいます。
十分な働きをもった赤血球が十分な数あることが重要なんですが、一般的な人間ドックではわからない場合が多いです。
もっともっと元気になるための傾向と対策をたてられるような検査が必要です。
ホリス治療院では、東洋医学免疫研究会に所属し、皆様の健康管理に役立つような血液ドックをご紹介しています。
自分の身体を見える化、測る化し、もっともっとエネルギー溢れる身体にするための検査として年1回は行い、データ分析をすることをお勧めしています。
■血液ドックを受けましょう!!!
あなたの身体の見える化、測る化をしましょう!!!
○o 。.. 。o○○o 。.. 。o○○o 。.. 。o○○o 。.. 。o○○o 。.. 。o○
■検査料金表
※検査は、東京都のJR原宿駅竹下通りにある原宿クリニックにて行います。
●個別料金
A)全身プロフィール(80項目) ・・・21,500円
B)免疫機能検査 ・・・27,000円
C)コース別検査
腫瘍マーカーセット ・・・8,000円
リウマチ関連セット ・・・8,000円
甲状腺機能セット ・・・8,000円
アレルギーセット ・・・8,000円
組み合わせセット料金
A) 全身プロフィール+B)免疫機能検査・・・42,000円
A) 全身プロフィール+C)コース別検査のうち1つ・・・27,000円
A) 全身プロフィール+B)免疫機能検査+C)コース別検査のうち1つ・・・45,000円
■内容
A)全身プロフィール(PE)
抹消血液一般検査
白血球数、赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット、MCV、MCH、MCHC、血小板数
抹消白血球像
好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球、異形リンパ球、骨髄球、後骨髄球
尿検査
LDH1、LDH2、LDH3、LDH4、LDH5、LDH1/LDH2、LDH3/LDH1、LDH5/LDH4、総活性量
血清蛋白分画
アルブミン、α1−グロブリン、α2−グロブリン、β—グロブリン、γ—グロブリン、A/G比(泳動)
生化学検査
GOT、GPT、LDH、ALP、LAP、γ—GTP、コリンエステラーゼ、CPK、アルブミン、A/G比、総蛋白、TTT、ZTT、直ビリルビン、総コレステロール、中性脂肪、HDL-CH、βリポタンパク、悪玉コレステロール、遊離脂肪酸、過酸化脂質、アミラーゼ、血糖値、フルクトサミン、グリコA1C、BUN、クレアチニン、尿酸、ナトリウム、カリウム、クロール、カルシウム、リン、鉄、u-NAG、CRP、シアル酸
血清肝炎
HBs抗原、HBs抗体
ABO式、Rh型、赤血球映像
※但し、医師の問診・診察によって検査項目が追加・変更される場合もあります。
B.免疫機能検査
T・B百分率
T細胞(Tリンパ球)、B細胞(Bリンパ球)、ダブルマーカー細胞、Null細胞
T細胞サブセット
CD4(ヘルパー細胞)、CD8(差プレッサー細胞)、CD4/CD8比
ナチュラルキラー細胞活性能
NK活性E/T比 10:1、NK活性E/T比 20:1
活性化T細胞(Two-color解析)
CD3+HLADR+、CD3+HLADR−、CD3−HLADR+、CD3−HLADR−
体液性免疫能(抗体)
IgA、IgM、IgG、C4
C)コース別検査腫瘍マーカーセット
男性セット:CEA(ガン胎児性抗原)、IAP(免疫抑制酸性蛋白)、CA19-9
女性セット:CEA(ガン胎児性抗原)、IAP(免疫抑制酸性蛋白)、CA125
リウマチ関連セット
RA(リウマチ因子)、RAHA、ASLO、リウマチ因子定量、抗核抗体、LE細胞発現試験
甲状腺機能セット
T3(トリヨードサイロニン)、T4(サイロニン)、TSH(甲状腺刺激ホルモン)
アレルギーセット
非特異的IgE、アトピー鑑別試験(ヤケヒョウダニ、コナヒョウダニ、カンジタ、スギ、ネコ皮屑、イヌ皮屑、ギョウギシバ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、シラカンバ属、アルテリナリア)
■栃木県宇都宮市 鍼灸カイロプラクティック院長の編集後記
秋らしい風が吹くようになり、夜の散歩が気持ちよくなりました(^^)
愛犬(黒ラブラドール・レトリーバー)の誠一郎君と毎日、最低2回は、散歩しています。
誠一郎は、涼しくなって元気一杯です・・・。
遊んで、遊んで・・・で大変・・・(^^;
誠一郎は、スポーツの秋!!!・・・かな?
皆様は、どんな秋になるでしょうね。
食欲の秋!!!
という方もいらっしゃると思いますが、胃腸の疲れを取ることの大切さを痛感しています。
食べ合わせや食べ方を工夫すると、ものすごくパワフル、元気度がアップします。
後日、そんな食べ合わせ等々も書いていきたいと思います。
どうぞ、ご自愛ください。
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栃木県宇都宮市 鍼灸、カイロプラクティック、フィジカルセラピーの本格治療院
ホリス治療院発 “「知っている」から「やっている」へ~”を応援する智恵・・・
2011.4.21
No.21 今回のテーマ
▼△ ガン(悪性腫瘍)の成長3ステップ・・・鍼灸治療の現場から △▼
こんにちは。
栃木県宇都宮市のホリス治療院です。
前回は、放射線も発がん性物質の一つだと考えられると書きました。
今回は、ガン(悪性腫瘍)の成長促進過程を3ステップに分けて考えてみます。
1.発がん期
2.成長促進期
3.進行期
ガン(悪性腫瘍)の成長3ステップのお話しをする時によく例えるのが雑草です。
もしも、あなたが花を育てているとします。
きれいな花壇にしようとしていますが、雑草が邪魔です。
この雑草が、ガン(悪性腫瘍)です。
パワーある豊かな土壌ですと、花はきれいに育ち、雑草もそこそこ生えても花を枯らすほど茂ったりはしないそうです。
人間でも同じ。身体環境が整っていれば、ガン(悪性腫瘍)が生命を脅かす事はありません。
反対に土壌が枯れていると雑草が生い茂り、花が枯れてしまいます。
身体環境が乱れていると、ガン(悪性腫瘍)がどんどん大きくなり、やがて生命も奪ってしまいます。
では雑草を例にこの3ステップを見ていきましょう。
1.発がん期・・・発がん性物質を避けよう!!
発がん性物質を摂取するという事は、あなたの花壇に雑草の種をまく
ということです。 雑草の種が10個や20個ならば、芽を出す前に種を取ることは可能でしょう。
しかし、次から次へと種がたくさん蒔かれる、発がん性物質まみれの生活では雑草を取りきれず、やがてたくさん芽を出してしまいます。
2.成長促進期
雑草が芽を出した時です。
種から芽を出させるには、水やりが必要です。
水をやり芽がでたら、雑草が喜ぶ肥料を与えます。
そうすると立派な雑草に成長します。 って駄目ですよネ。
3.進行期
雑草が育ち、増えていく時期です。
雑草の種類によっては根から増えていくのがあります。
これがガン細胞で言えば、浸潤です。
また、タンポポのように種を飛ばして増えるものもあります。
これは、ガン細胞の転移です!
どちらにしても、花壇の大切な花を枯らすほどの勢いで増え続ける雑草に手を焼いた経験は、皆様もあると思います。
人間もそうならないためにも、この3ステップのどこかで止める手立てが必要です。
では、対処方法をみてみましょう。
1.発がん期
もうお分かりですね。
いかに発がん性物質を避けるか?
です。
私たちが管理できない発がん性物質もたくさんあります。
例えば、大気汚染、紫外線など全てを避ける事は難しいでしょう。
ですから、食べ物やパーソナルケア製品など身の回りの発がん物質の可能性のあるもの、また見えない放射線や紫外線、大気汚染などをなるべく少なくするライフスタイルを実践することが大切かもしれません。
つまり「引き算健康法」です。
2.成長促進期
雑草に水をまかず、肥料もやらないことが大切な時期。
成長を促進する「プロモーター(促進物質)」、
つまりガン細胞を増殖するための物質を避ける必要があります。
3の進行期に移行しないようにここで食い止めたいものです。
特にここでは、食事にフォーカスしてみます。
・動物性のタンパク質
・乳製品(とくに牛乳タンパクのカゼイン)
・添加糖質
などなどが、プロモーターになることが分かっています。
まずは、プロモーターを食べないという「引き算」です。
雑草を枯らせる、もしくは増殖しないように兵糧攻めですね。
そして、次に、「アンチ・プロモーター」を食べるということ!!
アンチ・プロモーターのひとつが、抗酸化物質である、「植物栄養素(ファイトケミカル)」です。
つまり、色とりどりの果実や野菜などの植物に豊富に存在している栄養素です。
★黄色、橙、赤色の果物、野菜に多く含まれるカロテノイド類。
・βカロテン(にんじんなど)
・リコピン(トマトの赤色など)
・クリプトキサンチン(かんきつ類など)などなど
★赤、紫色の果物、野菜に多く含まれるアントシアニン類
★緑色の果物、野菜に多く含まれるクロロフィル(葉緑素)
これらは、加熱に弱いものが多いので、なるべく生、もしくは最小限の加熱で食べたいものです。
Law Food(生食)これポイントです!!
野菜中心で、色とりどりの華やかな食事が、私たちの健康を維持増進することにつながると言えます。
そうすることで、身体環境が整えていくことは、ガンだけに限らず、動脈硬化の病気である心筋梗塞や脳血管障害を防ぎ、究極のアンチエイジングと言えるでしょう。
■編集後記
発がん物性物質に関しても放射線同様に賛否が分かれます。
すごく楽観的に考えるのか?
シビアに考えるのか?
はっきりと発がん性物質と断定されたものをブラックとし、ほぼ安全性が確認できているものをホワイトとします。
その間のグレーゾーンがたくさんあります。
私たちは、選択するための基準(ものさし)をどうするか?
大きな分かれ目の様な気がします。
1万人に1人でも・・・
その1人があなたかも・・・
その1人が愛する子供や家族かも・・・
1人でも多くの方が、ガンなどの病気や各種の痛みから遠のき、充実した豊かな人生でありますように。
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