★ホルモン補充療法は危険?!・・・更年期障害とは

ホリス治療院発 “「知っている」から「やっている」へ〜”を応援する智恵・・・
2007.8.31


■今回のテーマ

▼△ ホルモン補充療法は危険?!・・・更年期障害とは △▼

こんにちは。栃木県宇都宮市・ホリス治療院です。

お盆をはさみちょっとご無沙汰しておりましたふらふら
子供たちも学校が始まり、夏休みも終わりですね。
皆様は、いかがお過ごしでしょうか?

さて、今回は、ホルモン補充療法についてのレポートを紹介します。
レポートの要約は下記に転載しますので、参考にしてください。

更年期障害・・・いやな言葉ですね。

この年代の女性の不定愁訴(様々な不快な症状)を、更年期障害で片付けてしまう傾向があり、困ってしまうことが臨床で多々あります。

更年期って言葉のイメージがネガティブなので、ホリス治療院では、この時期を第3次成長期って呼んでいます。
※幼児の時の第1次成長期、思春期の第2次成長期・・・そして、シニアに移行する第3次成長期って・・・ね(^^)

このネーミングには単なるイメージだけでなく、生命の営みやサイクルを尊重しましょう!

という意味を込めています。

以前にある婦人科の先生が、

「閉経後のホルモン補充療法は、若返りの妙薬!であるから、一生飲み続ければ良い。若さを保つには一番良い。」

とおっしゃっているのを聞きました。

第3時成長期(更年期)を過ぎ、女性ホルモン関係が少なくなると生理も止まるでしょう。

だからと言って、女性ホルモンを補充しちゃえば簡単に若返る!というのは、早計ではないでしょうか?

以前は、婦人科系のガン乳がん子宮がんetc)の発生を高める等々のリスクが言われていましたが、今回は、心血管系疾患のリスクまで上がっちゃうということです。

また、ここがポイントなんですが、骨粗しょう症の予防にホルモン補充療法を薦める先生もいらっしゃうようですが、このレポートでは、否定しています。

もう一度、書きます。

■ホルモン補充療法で、心血管系のリスクが上がる!!!

■ホルモン補充療法は骨粗しょう症には、意味がない!骨折の減少はない!

ただ、リスクだけが上がる!!!


という結果になっています。

第3次成長期(更年期)には、今までの身体の疲れが出やすい「節目」であると思います。
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この「節目」に、しっかり身体をリフレッシュ、メンテナンスしていけば、その後のシニアライフはバラ色になるでしょう。

しかし、
この「節目」に、しっかり身体を整えないで、インスタントな方法に頼ってしまうと、後で大変なことになってしまうかもしれません。

日々の臨床では、大変な経験をしている人をたくさん診ています。


30代、40代では身体の歪みも補えるだけのエネルギーがあったかもしれませんが、徐々に補えなくなってきます。

またどんなに鍛えても筋肉量は減るでしょうし、骨量も減るでしょう。
そこで、骨盤の歪みをはじめとするバランスとしなやかな身体、充実したエネルギーが必要となります。

第3時成長期(更年期)には、身体の歪み骨盤の歪みをはじめとする、身体のひずみをしっかり取る!

車で言えば、車検の時期が、第3次成長期(更年期)かもしれません。


このレポートが配信された時期に、第3次成長期(更年期)で生理不順になり、ここ数ヶ月生理がなかった方が、ホリス治療院のFT鍼灸治療で生理が来た!と患者さん数人から喜びの声を頂きましたわーい(嬉しい顔)るんるん

FT鍼灸治療は、身体の本来持っている力を最大限発揮できるように全身調整をしていきますので、たびたびこのような喜びの声を頂きます。

生理がある、ないはその方の生命サイクルが決めることですが、様々なストレスから早く生理が止まってしまう方が多いように思います。

そして、生命サイクル通りに閉経した場合、更年期の不快な症状は少なく、スムーズに快適にシニア世代へ突入できるようです。


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以下はメルマガ「Dr黒木のがんばれ生活習慣病の予防-VOL.1204」で紹介されたレポートの転載です。

■2007/08/17 (金)No.000076WHIスタディに続き

閉経後ホルモン補充療法の有用性を否定:WISDOM

エストロゲン プロゲスチン 心血管系疾患 静脈血栓症

閉経後女性に対するホルモン補充療法は心血管系イベントを、かつて考えられていたのとは逆に増加させることが、英、豪、ニュージーランド3国の共同研究であるWISDOMの結果、明らかになり、2004年に米国で報告されたWomen's Health Initiative(WHI) スタディの結果が再確認される形となった。BMJ誌のHPにて早期公開された(オンライン版 7月11日号、本誌8月4日号掲載)。閉経後平均15年経過した女性を対象

対象とされたのは50〜69歳で心血管系疾患の既往がない閉経後女性。「エストロゲン+プロゲスチン群(2,196例)vs プラセボ群(2,189例)」と「エストロゲン+プロゲンスチン併用群(815例) vs エストロゲン単独群(826例)に無作為化された。エストロゲンの用量はWHIスタディと同一、またプロゲスチンはWHIスタディと同量から2倍量が用い られた。

平均年齢は62.8歳、閉経からの平均年数は15年だった。

短期間追跡にも関わらずホルモン補充療法で心血管系イベントが有意に増加

WHIスタディの結果が公表されたため、本試験は早期中止となり、追跡期間中央値は11.9ヵ月(7.1〜19.6ヵ月)。このような短期間の追跡にもかかわらず心血管系イベントは「エストロゲン+プロゲスチン群」で「プラセボ群」に比べ有意に多かった( 26.9例/1,000人年 vs 0例/1,000人年、p=0.016)。同様に静脈血栓症も有意かつ著明(相対リスク:7.36、95%信頼区間:2.20−24.60)に増加していた。またホルモン補充療法による骨折の有意な減少は観察されなかった。

なお「エストロゲン単独群」では「エストロゲン+プロゲスチン併用群」に比べ、心血管系イベントと静脈血栓症が減少する傾向が見られた。

筆者らは閉経後長期間経過した女性に対するホルモン補充療法が心血管系イベントと静脈血栓症のリスクを増加させることを認める一方、より若年の更年期から開始するホルモン補充療法の有用性は否定されていないと述べている。

(宇津貴史:医学レポーター)
Vickers MR et al. Main morbidities recorded in the women's international study of long duration oestrogen after menopause (WISDOM): a randomised controlled trial of hormone replacement therapy in postmenopausal women. BMJ. 2007 Aug 4;335(7613): 239. Epub 2007 Jul 11.
出典:CareNet.com URL:http://www.carenet.com/



■編集後記

今年の猛暑は異常でしたね。この寝苦しい夜も、少しずつ秋の気配が感じられるような朝晩の風に変わりつつある栃木県宇都宮市です。

猛暑の疲れと朝晩の涼しさのためか、ここ数日は風邪寝違えぎっくり腰の方が多くいらっしゃっています。

どうぞ、ご自愛くだいさませわーい(嬉しい顔)

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